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成果
 さて、うたざを離れて、レッスンに通うようになって、もう8ヶ月。
まず、コンコーネ。音取りを自分でして臨み、するっと一週で終わることもあれば、2〜3回費やすこともあり。苦手なのは、息を続かせることで、そのフレージングが悪いと、何度も練習することになる。速いのは、割と得意。でも、今現在で12曲。これでは50曲やるのに、何年かかることやら。それに、これからもっと高度になるので、音取りが私の手に負えなくなりそう。
イタリア歌曲。これも、何曲かやった。歌詞の訳を読むと、かなり悲しい、暗いのが多いのに、曲はひたすら明るい。短調だったのは、2曲目のだけ。
そして、最近やったのは、ヘンデルのかなりポピュラーな曲。ずいぶん昔、何かで歌った記憶があり、木陰よ、と日本語で歌った。その頃は、確か洋酒のCMで、黒人ソプラノ歌手がしっとりと歌い、つい最近、蛙が泳ぐ映像のCMのバックに流れていた。
音も中音域で高くなく、心地よく、懐かしく歌った。何だ、歌えるならいいわ、とこれはすぐ終わって、次の曲。
9月に先生のお弟子で、内々での勉強会のような、発表会のようなものがあり、それで歌うことになった曲。これも聴いたらああ、と思う曲。しかし、高い。前述の曲の方が安全なのだが、この曲をチャレンジすることに。力むと、息が足りなくなり、筋肉もいるので、ラストまでパワーが持たない時もあり。
今まで、録音はずいぶん昔に買った、CDウォークマンを使用していたが、使い勝手が悪いので、今みんなが持っている、ボイスレコーダーを購入しようと思い立ち。調べてみると、性能のよいものはそこそこのお値段がするようで。
3月末、1月のライブのピアニストのKさんとランチをした時、その時の稽古で難儀したことを思い出してくれたのか、自分が購入したのを紹介してくれた。音楽メーカーのもので、音はよさそうだし、メトロローム機能やチューニングもでき、ピアノ教室の関係で、割引があるそうだ。迷ったが、注文してもらうことに。
便利。そして、やっと冷静に自分の録音が聴けるようなレベルに来たんだなあ、と。今までは、こんなはずじゃなかった、ひどい、と死にたくなってきたのだけど。(いや、いまでも決してうまくないけど)
うたざに復帰したら、ひとまずレッスンは辞めるつもりだったが、どうやら公演が終わってもびっしり稽古がある様子ではないので、続けられるうちは続けていきたいと思う。
sarah-e | 他の稽古風景 | 22:29 | comments(0) | - |
歌うたいまでの軌跡

大それたことを始めてしまった、というのが、以前も書いたけど、正直な気持ちだった。
Yちゃんのバンド、SALTに一曲だけ歌わせてもらって、勢いで、ぜひ今度は単独で参加させてください、と言ってしまったのが、昨年の9月。
出演するなら、11月は唐突なので、新年1月ぐらいにお願いします、ということで、主催団体の代表Mさんに許可を得て、Yちゃんから1月の日程の連絡が来たのが、11月ぐらい。
その前に、とにもかくにも、こんな私の歌でも弾いてくれるピアニストさんを探さなければ、実現できない、と思っていた矢先に、聖歌隊で知り合ったKさんにお願いすべく、久々に座うたざの稽古に顔出しした。その日、Kさんはうたざの伴奏が入っていたため。まだ音取りだったので、久々にソングを一緒に歌わせていただき、しかし、gardenさんには、何しにきたの、と言われ、でも恐る恐るKさんに切り出したところ、日程が合えばOKと返事をいただいたので、まずは一安心。そして、自分だけだとちょと不安で、しかし、人選を間違えると私と二人、ひどいことになるので、ここはうたざの中でも安心できる、お嬢にぜひ力を貸して、とお願いした。
そして、1/16の日曜日なら、ということで、Kさんに承諾をもらって、主催者側のMさんとメールでやりとりし、本決まりになった。ああ、もう後戻りできない。
当日までの段取り、そして当日の運営、場所の提供、とすべて主催者側にお任せしてお手数をかけ、こちらでするのは40分を埋めることと、お客さんを呼ぶことぐらいで本当に申し訳なかったのだが、それでも新しいことを一から始めるのは、それなりの時間と労力が必要だった。
まずは打ち合わせをしましょう、と、聖歌隊の仕事で一緒になった12月の日曜日、チャペル近くのファミレスで遅い昼食を食べながら。うたざから遠ざかって、ファミレスへ寄るのも久し振り。歌う予定の曲を挙げて、譜面の調達など。今回は、とにかく初めてなので、いろんなジャンルの曲で、自分の思い入れのあるものを選曲した。ここにお嬢が加わってくれると、曲順や曲数が変わるので、出ていただけそうかどうか、確認の電話。
いろいろ話しているうちに、Kさんとは歳も近いことが判明し、すっかりいろいろ話し込んでしまった。うたざの稽古はどう、と訊くと、尊敬するあの方の要求がユニークで驚いたことと、弾いていたら、背の高い、渋い感じの男の人が、背後からぬうっと無言で近寄ってきて、この音違いますよ、と指摘した、と言っていて、すぐ誰のことか分ったので、笑いながらも懐かしく思った。
彼女は近隣の街でピアノ教室を開いていて、練習にお教室を貸してくださることになり、私の家からは車で20分ほどなので、それもありがたいことだった。これはきっと、神様が手助けしてくださって、こうやって素敵な人に出会わせてくれたんだ、と前向きに明るい気持ちになった。その後の稽古スケジュールを何となく決め、解散。
その後、1月にはまだうたざの日曜日の稽古が入ってなかったお嬢が出てくれることになって、何を歌う、という相談のメールのやり取り。ザピーナッツがいい、と言っていて、相変わらず若いのに世代の違う歌が好きだなあ、と感じていたら、私が提案した、同様な頃の、女性2人デュオのフォークソングがいいということになり、譜面も入手できそうなこともあり、それにした。
12月半ば、Mさんから、曲目、楽器編成、人数、マイクの必要数などを報告してください、とメールがあり、曲目と順番を本決め。何だかんだとあっという間に1ヶ月を切った。
クリスマスの25日、初めての練習。しかし、本格的に練習していなくて、こんなんで本当にごめんなさい、と言い続けながら、テンポやキーを決める。一曲めは久々のジャズで、Kさんはジャズを弾く先生にも相談して、アレンジを考えてくれた。お嬢と歌う4曲めは、ギターの伴奏がいいよね、と言いながらも、弾いてくれる人がいないしねえ、と。夕方までやって、うたざの伴奏に出かける前、フレンチトーストが美味しいというお店にKさんが案内してくれ、キャラメル味のを食べる。ボリュームたっぷりで、柔らかくて、心がほっこりした。ではいいお年を、次の稽古までにきっちり練習しときます、と言って、別れる。
翌日の夜、実家でごろごろしていたら、Kさんからメール。何と、ギタリストさんが見つかったと。この日、知り合いのピアノの先生の発表会のお手伝いをしていたら、そこにゲスト出演されていた、30ぐらいの感じのいい男の人です、と。ギターの製作の勉強をされていて、演奏もされるとか。話をしてみたら、興味を持ってくれたそうで、こうやってメールを打っている間にも、連絡が来て、曲をユーチューブで聴きました、コードは何ですか、と尋ねてくれたとのこと。という訳で、頼りない私をサポートしてくれる方が、これで3人になったのだった。またまた、これは神様がやりなさい、と応援してくれているのだ、と勝手に有難く解釈した。その後、Kさんが彼、OTくんに連絡を取ってくれ、当日会場のギターはマイクで拾うのか、アンプにつなげるのか、と質問があり、主宰のMさんにメールで年末にやり取り。返事は専門用語でちんぷんかんぷんだったので、そのままKさんに転送し、OTくんに伝えてもらう。
年が明けて2011年。これで私がひどすぎるままではいけない、と正月2日間、自主稽古。譜面とにらめっこしながら、ひたすら聴いて、頭に叩き込む。しかし、歌詞が全然するっと入ってこない。ジャズの英語は、昔覚えた記憶の切れ端しが残っていて、憶え直す感じで入ったが、新しいのは駄目。頭脳力の減退をひしひしと感じた。3曲めのミュージカルナンバーは特に。日本語訳がちょと大仰で好きになれなかったので、原語で歌いたいのだが、全然これも駄目。別のミュージカルの曲にするか、嫌でも日本語にするか、悩む。茶碗を洗いながら、洗濯物を干しながら、ひたすら歌う。が、するっと出てこない。
主催の劇団のHPに載せますので、写真を送って下さい、とメールが来て、しかし、うたざで歌っている写真は全然ないので、ジャズを歌っている時のを送る。しかし、10年前ぐらいのなので、詐欺に近い。そして、一緒に出る方々が判明し、凄い、錚々たるメンバーでかなりビビる。順番や、当日リハのタイムスケジュールの連絡もあり、私はトップバッター。私のすぐ次は、役者兼演出家の、とても個性的な涙銀子さん、その後がSさんのウィッシュブレスさんで、最後が砂の女と箱男さん。ひゃあ、もう前座のつもりでやらしていただきます、いや、前座にもなるかどうか。何とか無事終わらせて、実力派の皆さんの曲をじっくり聴かせていただきましょう。
そして、年明け最初の稽古。土曜日昼、私はOTくんと初顔合わせ。何と、5曲めも弾いてくれることになって、コード譜も書いてくれてきていた。前奏も5小節目から、厚くしてくれたのに、気付かずに入ってしまってごめんなさい。雰囲気は、素敵。問題は、私の歌だけである。キーを原曲通りにしたので、幾らなんでもちょと低過ぎたかな、これでは出だしが全然響かなくて、マイクがどれだけ拾ってくれるか、に賭けるしかない。伴奏はとてもきれいで、歌っている私も切なくなるぐらいで、すごく気持ちを込めて歌えたのに、最後の最後で歌詞が真っ白になり、とても悲しかった。これが本番だったらどうしよう。これ、夢に出そうだなあ。
フォークソングの方は、お嬢がいなかったので、ざっとギターと合せる。原曲の、爽やかなイメージ通りで、あとは歌だあ。ミュージカルの曲は、別のよくこなれたのにしようかと思ったが、いっそどっぷり世界に浸って、歌おうと決めた。日本語で。
翌日曜日の夜。Kさん宅で、この日は、お嬢と初合せ。譜面に載っていないハモリの部分を、これもユーチューブで嫌になるほど聴きまくって、音を拾う。お嬢もこの作業をやってくれたようで、どっちがどう聴こえてどっちが合っているか、答え合わせのようになる。さっそく歌ってみるが、ハモらない。1回ごとに録音して聴いて、直して、を繰り返して、最後の方はまあましになってきた。が、ぴたりと合っている訳ではなく。うう、うまくいくだろうか。2コーラスめの出だしやら、やはり苦手のCの辺りで、私がぶら下がり、まれにお嬢が上に行く。
夕食を3人とも食べていないので、宅配で海鮮丼を注文して食べることに。女同士、楽しく談笑しながら。最後の曲は、賑やかにしたいので、お嬢にも協力要請。声質も彼女の方が合ってる曲なので、ワンコーラス歌ってね、と。今歌詞が一杯一杯なので、負担が減って、ちょと気が楽。原曲はシンセでぴよぴよしているので、Kさんがアレンジに苦心。華やかに、元気に終わりたいなあ、と。
そして、その週の金曜日の夜。最終稽古。夜8時、お嬢を地下鉄の駅で拾って、車で向かう。うたざの方は配役も決まったようで、演出のHさんの稽古も始まった模様。彼曰く、演技には瞬発力が必要だそうで、それは歌にも必要だ、と思った。子どもがまだ幼くて感受性が強かった頃、これを聴いて泣いてしまったあのソングを、お嬢が歌うようで、どう歌うかとても楽しみだ。5月は、一切関わらず、一観客として、まったくの部外者の眼で、公演を観てみるのもいいのかもしれない、と考えた。関わると、今の座うたざそのものが、そのまま見えてこないだろうから。
この日は、全員揃う最後の合わせで、翌日は短時間しか時間が取れないので、この日うまくいけば、このまま本番へ、と思っていたら、やっぱり甘かった。自分が全然駄目で、結局翌日も合わせていただくことに。OTくんも来てくれることになり、そして、最後の曲も、ついにギターで参加してくれるようで、嬉しかった。
土曜日は、お昼前に、今年初めての聖歌隊のお仕事が入っていたため、北方面へ。うりこ嬢や、オルガニストさんと今年もよろしく、と挨拶。しかし、久々に歌ったら、こちらでも、何だか、うまくハモれない。新年早々、レクチャーを受ける。時間があり、オルガニストのHさんがミュージカルの譜面に興味を持ってくれたので、弾いてもらって何気に歌ったら、うりこ嬢から言葉が判らない、と指摘が。固くならない程度に喋った方がいいのかもと。
この日は外が寒く、恒例のフラワーシャワーはなし、シンプルなお式だった。手袋をはめて差し上げる時、新婦さんの手がとても冷たかったので、肩の見えるドレスでは寒かったのかなあ、と。しかし、とてもお幸せそうなカップルであった。
慌てて引き返して、家で着替えて、約束の3時に自分が10分遅刻。とにかく2回ぐらい、一通り通しましょう、と。ジャズは、テンポがまだ定まらなかったが、ゆったりとのって歌えるほうがいいし、自分にそういう余裕があれば、きっと大丈夫。こだわったのはやはり5曲目。
とにもかくにも、やることはやった。あとは、ベストの体調で、よく寝て、平常心で歌うこと。夜、久し振りに桜子に電話し、今頃うたざでは稽古中だよね、と言いながら、子どもの卒業式の服やら、中学進学の準備の話、桜子の参加する芝居の話など。
和室の障子紙がたれっとする程、加湿器を夜な夜な焚いて、乾燥に留意して、深夜12時半ごろ就寝したのでした。ただ一つ、気がかりなことが。。。


sarah-e | 他の稽古風景 | 21:06 | comments(0) | - |
BACK TO THE EGG
 月末にまとめ打ちするのが、定番となりつつありますが。
 9月から、予定通り、座うたざをお休みして自分の歌の弱点を克服する、という目標を掲げたので、さっそく、8月のワークショップでお世話になった先生に連絡を取る。で、土曜日の午後3時に、ワークショップのあった総合芸能ビルへ。駐車場は、この地域には珍しく、30分100円のところを発見した。
まず、以前もやった、呼吸法。それから、発声。どういうことを重点的にやりたいか、と。とにかく、力ではなく、楽に響かせたいということと、音程のことなど。具体的には、コンコーネを一通りやることと、gardenさんに言われたとおり、一旦日本語を離れて、イタリア歌曲の簡単なのから歌ってみたい、と。先生は、とても魅力的なメゾの持ち主なので、中音域から低音域を習って、安定させたいことも告げた。
で、さっそく欠点が露呈する。もともと声が細い人なら、それをどんどん響かせればいいのだが、声が強い人、出せてしまう人は、それで終わってしまうので、響きが使えていないとのこと。響きというのは、顔の中の空洞、すなわち、頬骨の隙間、鼻腔や眼腔、を意識することのようだ。(この話をすると、うりこ嬢も、鼻に響かせる、というこはそういうことだ、と言っていた)
いわゆる裏声がひろひろするのは、腹筋が弱いから。この腹筋も、やはり勘違いしていて、みぞおちあたりの、この間元・元代表夫人のKちゃんが、ほっほっとしながら、自由に動かしていた辺りがそうで、自分はちっとも鍛えられていないのだった。そして、下の出しやすい音も、押すと落ちるので、自分が認識する所の裏声で、支える練習をするのがよい、と。
そして、2回目は、声楽を始めた人なら誰でも歌ったことのある、日本語で、愛しい人よ、という題名の曲を。おお、イタリア語が読めない。ローマ字読みでいいところと、そうじゃないところがあるので、そういうところは、格好悪いけど、ルビを振る。聖歌隊の時間の空いた時に、うりこ嬢にも訊く。
少しだけだが、響かせる、という感覚が分った。以前まあ〜氏に言われた、頑張っても大きい声や響きは出ないよ、ということが実感できた。お腹以外、限りなく身体は楽でないと、響かないみたい。
お腹、と書いたけど、これもちょと勘違いしていたようで、お尻も締めていなければならないようだ。普段、うたざでは坐って稽古していて、立って歌ったとたん、感覚か違う、と思ったのは、全身緩みっぱなしで、こころもとないからだったのかな、とも感じた。
出した声が回ったり、前に出したつもりでも、こもっていたり。ふうっ、と息を楽に出し、遠くへ飛ばす意識が必要だったり。それから、上の声を出すのに、あごや胸にかなり頼っていることも指摘された。早く、無駄なことをやめることを身体で憶えてね、と忠告を受ける。
上の声は、結構艶っぽいから、上も鍛えるといいよね、と先生に言われてちょと嬉しかったが、コンコーネで、ちょと上の音程をコロコロするところで、それは吼えてる、と言われ、はああ、と意気消沈。もちろん、上の音域を伸ばすことも目標だけど、今やったら、結局力任せで出して終わってしまうので、それでは結局解決にならないので、Kちゃんにソプラノを習う、というのは、まだ踏ん切りがついてなくて、お願いできていない状態。月に一度、か2月に一度でも、何かヒントをいただけるとありがたい、とは思うのだけど。
イタリア歌曲は、最初、コピーの譜面をいただいていたが、今後もいろいろやってみたいので、教本をネットで注文。2曲目は、女性の名前の題名。これも、もとは男性のカンツォーネ。悲しい内容の歌である。これは、短いけど目下、音取り中。
いろいろみていただいていると、レッスンの1時間はあっという間。まだまだ入り口だが、こういう細かな努力が、自分は歌っていくんだ、という誇りと自信につながっていくことを、少しでも信じて、頑張っていきたいと思います。
sarah-e | 他の稽古風景 | 00:01 | comments(0) | - |
腹筋と呼吸
 8月。は夏休みのため、例年のように実家と職場と稽古場と自宅をあたふた回って、そして、もう夏も終わり。
初旬の出来事。公演の折込みチラシで、ワークショップの案内を見つけた。講師は、以前いた劇団の養成所のボイストレーニングでお世話になっていた先生。その頃、私は養成所の担当をしていて、一緒にレッスンを受けたり、教えていただいたりしたのだった。落ち着いた深い声の方で、こういう声になりたいな、とも思ったのだった。
で、平日夜のワークショップを意を決して、申し込んだ。メールで受付の案内が届いた。
木曜日。この日は、急に聖歌隊の仕事が入りそうな連絡があったが、キャンセルになったようなので、ほっ。終業後、栄で時間潰し。夜7時からだったので、会場の近辺に移動して軽く食事しようか、と思っていたら、時間がなくなった。でも、何か口にいれなければ、と近くのいい食材の売っているスーパーマーケットで、クロワッサンとミネラルウオーターを購入して、ショッピングモールのベンチで食べる。
ビルは、地図通りだったので、すぐわかった。受付をし、着替えて、白のガムテに名前を書いて貼り付ける、というワイルドな名札をつける。タオルと水分は必須の暑さ。このワークショップの主催は、名古屋で活躍している役者さんで、最近はこういう活動もなさっているらしい。始める前に、この活動は文化庁の後援を受けているので、活動報告のため、ワークショップ中の模様をビデオ撮影しますので、ご了承下さい、とのことだった。誰も異存はない、と思ったが、2〜3名の方が、映らないようにして欲しい、とおっしゃっていた。
先生は、憶えてくださっていた様子だった。しかし、すぐに私とは分らなかったよう。そりゃそうだよね、15年ぐらいぶりだもの。かなり老けただろうな。(その週だったか、うたざの稽古でいつもの西の練習所に行った時、またもや以前の劇団にいた子が、シェークスピアの芝居の稽古で来てたところに出くわした。あ、SARAHさん、とするっと名前が出て呼びかけてくれたのにびっくりした。彼女とも20年振りぐらいの再会だった。私が彼女の名前を思い出したのは、じゃあ、頑張って、とエレベーターを降りた後だった。)
ともあれ、ワークショップの開始。人数は12〜3名。若い役者さんらしき方や、OLさん、学生さんに、私より年配の方が何人か。まずは、ストレッチから。これは、いつもやっているこんにゃく体操に近いものがあった。が、最近ハードに身体を動かしていないので、すぐに汗だく。筋肉痛も免れないな、と。どこかから、女声の歌が聞こえてくる。後で分ったが、先生も所属されている、大御所のソプラノ歌手の方が指導されている、合唱団だった。
それから、いよいよ呼吸法。吸う、吸う+吐く、吐く、の3つのエチュードに分かれていて、全部で13パターンを、それぞれやってみる。イメージの部分も大きいし、胸の響く場所を使うパターンでは、響く位置が人それぞれ違う。後で、これを使って声を出してみたら、自分でも驚くほどでっかい声が出た。多分、ここを使って響かせるのが得意なんだろう。(これって、男性がよく使うテクニックだろうけど)
ううむ、これを一日一セットでも、毎日繰り返せば、息が楽になりそうだ。事実、この週の稽古は、身体を使ってよく歌えたし、あの苦戦していた歌も、若干息が楽になった。
あと、腹筋の訓練。女性では、まったくキープできない人も。で、肋骨の間(みぞおちとはちょと違うらしい)をこぶしで押してもらい、腹筋で跳ね返す練習。見本で、私が先生にされる。かなりの力で、この私でも身体がふらついたが、何とか押し戻した。これは、以前、元代表にも教わった。確か、保育園公演の稽古の時で、何度も何度も、拳でお腹を押された。元代表がすごい気迫だったのと、その時、お腹にあざが出来たのを憶えている。さすがに、これは、男性陣が得意。しかし、私と組んだ男の子は、ひ弱そうだったので、手加減した。ので、あざは出来ていないと思います。
声を出す時は、腹筋を張る、というのも、今さらだけど、分った。よく、お腹を堅くしない、とかほっこりさせて、というのは、力を入れて堅くするのではありませんよ、ということなのだろう。一日目は、これで終わり。シャンソン歌手だという方が、カチカチに筋肉を鍛えているのに、と先生に言うと、歌うためには、柔らかい筋肉でないと駄目よ、と答えられていた。
二日目は、ストレッチと、呼吸法のエチュードをもう一度やり、それから、滑舌の練習。弱くなりがちな子音の発声法。それから、響きのこと。前向きに喋りながら歩くのと、後ろ向きに歩くのと。後ろ向きの方が頭の後ろに声が響くのが感じられるのだが、皆さんにはあまりピンとこない様子だった。
最後に、じゃあフルヴォイスで、のびのび歌って下さい、と先生が伴奏をされ、いただいた楽譜の「ふるさと」を。とにかく大きい声の人が二人。一人は例のシャンソン歌手の方で、力強い。もう一人は、役者さんらしい女の子で、地声でふかす。私は頭声で、ひたすら響きでこの二人に対抗。でも、かき消されそう。その他の声も聴いてみると、いろいろ、ばらばら。自分らはある程度やれて当然なのだけど、それでも、人とぴっちり歌を合わせること、音程通り歌うこと、は難しいことであるのを実感した。
ワークショップはあともう一日あるのだが、うたざの稽古と重なるため、私はこの日で終了。で、挨拶とともに、先生は個人的には教えていらっしゃらないのですか、と訊いた。と、この場所で、土曜日にレッスンをされているとのこと。ぜひ9月からお願いします、と連絡先を教えていただいた。中音域はこの先生に見ていただき、高音は元・元代表夫人のKちゃんに教えていただこう、というシナリオが、勝手ながら出来上がった。
歌うのにまだまだ出来ていないこと、認識していないことが沢山ある。やはり、それを丁寧に勉強し直す時間は必要。なので、やはり、自分の選択は妥当なのだった、と確信。教わることは、本当にまだまだいっぱいあるのですね。

sarah-e | 他の稽古風景 | 23:32 | comments(0) | - |
私というもの

先週の日曜日。この日は、久々にワークショップを受講した。
キヨシの所属する合唱団が主体で行なっているもので、来年の合唱オペラの演出のTYOKU氏を招いてのもの。先月、第一回があって、それにはgardenさんとお嬢が参加した。その時、去年iichan劇団で共演したKちゃんもいたようで、合唱の人ばかりで、気後れした、といったメールが来ていた。以前うたざに在籍していたTさんもいらしたらしい。
この日は引き続きgardenさん、桜子、そして私が参加。12時半頃、昨日の残りのシチューを食べて出かける。この日も名鉄とJRの乗り継ぎで。思いのほか早く到着したので、駅近くのショッピングモールをぶらぶら。クリスマスムード漂う感じ。そこから近くの劇場のリハーサル室へ。ここはずいぶん昔、前の前の劇団にいた頃よく通ったっけ。入り口も、建物もそのまま。廊下で、TYOKU氏とすれ違う。演出御自ら、こんなに早いお出まし。急いで着替えて、部屋に入ったが、見知った顔は誰もいなくて、早く来てくれい、と仲間にメールを送る。
話は聞いていたが、確かに平均年齢は高めの感じ。手持ち無沙汰に、持ってきた例のソロの譜面を見て決意を新たにしていると、ようようキヨシ到着。ばたばたと腰倒し運動をやっていると、久し振り、と声をかけられる。元うりんこの女優さんで、この頃は、演出などもてがけているG子さんだった。向こうも名前と顔を覚えていてくれたのだが、さて、どこでご一緒したか二人とも思い出せなかった。公演で共演した記憶はないので、多分、こういったワークショップなどで知り合ったのだと思うけど、と言ったら、いや、もっと面白い場所でだったんじゃないかなあ、とG子さん。ううむ、思い出せない。
そうこうしているうちに、時間になって、開始。
初めは、お話。TYOKU氏は、私のイメージでは、とってもクールな方だと思っていたが、もっと気さくな方だった。まずは、ワークショップの意味。TYOKU氏のおっしゃる通り、これは、日常の自分をリセットして、新しいものが柔軟に入りやすくするためのものだと思う。年を取ると特に、人間はかたくなになりがちだし。という意味で、自分のスタイルに凝り固まった自分を解放する、刺激を与える場で、表現者には必要なことだと感じた。自分自身も、とても新鮮になれてよかった、と思った。
それから、この日のテーマでもある、「私」について。自分という存在は、他人、すなわち自分以外の人なしには計れない。自分を認識するには、他人の評価から自分を知る方法もある訳で、他人は自分を映す鏡だ、と。(ううむ、オペラの題名に近づいてきましたね)自分をとてもよく映してくれる鏡もあり、また、醜く、ゆがんで映すのもあり。どの鏡をどう受け止めるかは、自分次第だけど。
そして、エチュードを。ランダムに分けられた5つのグループで。当然メンバーとはばらけて。TYOKU氏から出されたお題を、グループ全員で、静止した状態で身体で表現し、周囲に当ててもらうというもの。自転車がバイクに見えたり、G子さんのグループの、蕎麦に見えたものが実は味噌煮込み饂飩、というややこしいのだったり、バナナが熊手に見えたり。私のグループのは、めがね、で簡単だったが、誰がどうやって、どのパートを形成すればそれらしく見えるか、というイメージが大事なんだろうなあ、と。自分は足を平行に上げて、ひたすらつるの部分に徹した。
それから、二つめは、いよいよ本日のテーマ。「私が私を感じるとき」を発表するのだが、形式は各グループで考えるということと、ピアニストさんがいるので、音楽を必ず指定して、挿入してもらうこと。
いろいろ話し合っているうちに時間が迫って、このままの形でざっくばらんに発表することにした。
トップバッターは、G子さんのグループ。月、をモチーフにして、それぞれが月にまつわる思いから、モノローグを語る形式。思いっきり演劇的。このグループにはちょっとだけ面識のあるF氏もいて、ミュートトランペットの物真似がちょとうまくて、感心したり。
次が、私のいるグループ。これの後だから、凝らずにシンプルにやった方がいい、と思ったので、座談会形式で、各人が順に発言して、自由に相槌を入れていく要領で。最初に、私が自意識過剰で、他人から評価を受けないと安心出来ない自分がいるということ、を喋る。と、次の、はしのえみ似の可愛らしい女性が、あなたは一人で歌ってもいるようだけど、私はそういうの、絶対駄目、絶対誰かと一緒に歌ってほしいの、そうでないと楽しくないの、とおっしゃった。(後で、gardenさんの言うには、これこそが合唱団に参加している人の代表的なスタンスだ、と)それから、いろいろな経験を経て、今があるのだから、今ある自分こそが、真の自分である、と。私なぞ、過去を振り返るに後悔ばかり、今の自分にも満足できないので、こんな風に自分を肯定できるこの方が、心底羨ましかった。
次の女性は、齢70代の女性。昔気質の父親から、女は何事も口出しせず黙っておれ、と教育されてきたので、(ここで、女性陣、ええっ、ひど〜い、と正直なリアクション)本来の自分はとてもでしゃばりだったり、主張したい、と思うときがあるのに、いざとなると、一歩が出なくて、この年齢になっても、未だにそれをひきづっている、と。
最後の男性(キヨシの合唱団の代表格の方らしい)は、自分の内面について。この方は、見事に自分の醜い心の内を、今まで隠し通してきたそうな。嫌いな相手だろうと、憎らしいと感じても、普通に接する。ある意味自分のいい部分しか見せていないので、オレって腹黒いんだろうなあ、と苦笑いされた。
しかし、音楽や、芝居や、映画を観て感動を受けたりすると、そういう自分が好きになるし、こうやって自分というものを感じるために、いろいろなものを観たり、聴いたりしているんだなあ、オレは、と締めくくられた。何だか普通に話をしているうちに、それぞれの方が身近に、個性的、魅力的に感じるし、また、私より年上の方が話すと、実際に生きてこられた人生が感じられて、説得力があるなあ、と思った。
それからのグループは、寸劇のスタイルが多かった。gardenさんの所は、家庭が舞台で、キヨシの所は、お寿司屋さんに集う人たちが、それぞれの自分を語る。この方々は、役者ではない。で、逆に芝居をしようとしていないところが、とても面白かった。こういう、素の、ありのままのその人が出てくるのが、とてもリアルだから。これが、ちょっと演技、のや、こうやってやろうという作為が見えてくると、きっと変わってしまって面白くない。こういうワークショップの経験が初めてであろう桜子が、のびのびと明るく、私も腹黒いです、とユーモアも交えて発言しているのもよかった。
お互い、人前で歌ったりしている共通点はあるものの、全く初対面の人と打ち解けて、こんなにざっくばらんにいろいろやれるのは、日常ではなかなか出来ないこと。他人を受け入れて、よく知って、それからこれもおっしゃっていた通り、他人なしでは自分は進化できない、ということも、実感できた。私は、自分で何とかしようと頑張りすぎることを、以前ベテランの役者さんから指摘されたことがあって、もっと共演者にゆだねればいいのに、と言われたことも、思い出した。
5時半頃、終了。桜子の車で、ちょと離れたファミレスへ移動。お腹が空いたので、私もgardenさんもがっつり食べる。次回の2月のにも参加したい気持ちはあるが、もう次回からは、実際にオペラ公演に出演する人が参加すべきだろうし、と。TYOKU氏の演出作品はいっぱい観させていただいているけど、実際に出演者として関われれば、とても光栄なことではあるが、どうやら平日の稽古が多そうなので、難しいだろう、と思った。それに、私なんぞよりいい歌い手、いい役者さんはいっぱいいるのだから。それより、こんにゃく座の、ブレヒトが楽しみ。メジャーな作品で、TYOKU氏演出だから、チケットが残り少なくなっている模様。早く集約しなきゃね、とgardenさん。
すぐ帰るつもりが、夜8時ぐらいまで話し込んでしまった。最寄りの駅から帰宅。ドラマは、最後30分足らずしか観られず。土曜の再放送を見なくては。一気に疲れが出て、炬燵でうたた寝。11時頃はっと目覚めて片付けをして、きちんと就寝。

sarah-e | 他の稽古風景 | 01:08 | comments(0) | - |
進捗状況
ここ2週間の稽古の模様。
先週。やっと冒頭シーンの立ち稽古。一番登場人物が多いシーンなので、全員が揃うのは難しいけど、細かい動きの段取りや確認。それはいいのだけど、うう、苦手な正座が。iichanはなかなかの長台詞。小道具が大変そう。
自分と夫のUさんのシーン。しっとりじっくりを勝手に想像していたけど、演出からのシュチュエーションは違うアプローチで、気持ちも、台詞もついていっていない。これを定着して、うまく持っていけるといいけど。あああ。
もう一つの役の方は、まあ、何とか。いい出来、とは言えないけど。
Uさんから、原作本を借りた。読みやすそうだったけど、まだ手付かず。自分でも手に入れてみようと、ネットで検索。探し回って、アマゾンの古本サイトで発見。ネットでカード決済がちょと怖かったけど、(まあ金額にすると、本代+送料で800円弱だけど)今日頼んでみた。6日頃には発送とのこと。
公演制作も動き出した。担当のTさんから、動員数の目標を訊かれる。まずは身内から声をかけてみます。
今週も火、木、金と。火曜日は祭日だったので、子ども連れで。事務所でこの間揃えたマンガの主人公を描いていた。それを見て、私の兄役のNさんが、あ、そのマンガうちにもある、と。彼も、彼のファミリーもお気に入りであるらしい。
ついにチラシが出来上がってきた。チケットも、受け取る。ほおおおお。
共演者、OYさんの妹さんが、お嬢と同じ中学校で、演劇養成所でも一緒だったのが判明。相変わらず、世間、というか名古屋演劇界は、狭い。
芝居の方は、やっと気持ちの流れが掴めてきた。しかし、台詞は完璧ではなく、なかなか台本通り一字一句違えずに言えないのが、ちょっと悲しい。他の皆さんはかなりきっちり入っていらっしゃる。
昨日、木曜日は、視線や細かい動きなどを。大体OK、とのこと。でも、まだまだ、全然なってないところもあると思う。
この日は劇団の創立記念日だそうで、代表のI氏からお菓子の振る舞いがあった。遠慮せず、大きいシュークリームをいただいた。創立51年、だそうな。
今日、金曜日。立ち稽古が進んできたので、細かいシーンをつなげて、通して稽古を繰り返した。出を待つ間に、考えることしばし。そうだった。ここではない、自分のホームグラウンドでも、物事が動き出していて。それについていろいろな人の意見や現況が飛び交っていた。私にも意見したいことがあり、またこれからの自分達の方向性も不安になったり。(思えば、1月のあの時にもう兆候はあったような)いやでも、まずは自分を中途半端でなく確立させることがないと。
最後の方で、自分のシーン。今日はどうも引っかかりが少なく、ちょっとテンポを上げてやってみたけれど。あまりよくなかったかも、と感じたけど、ダメは出なかったので、このぐらいでもいいのかなあ。
そして、iichanはじめ劇団員の有志は、今回の作品の現地視察ツアーに出発。車2台で、乗り合わせていかれるそうな。渋滞になるべく巻き込まれないことと、道中の安全と無事ご帰還を願って。GWで稽古が空いてしまうので、今までの積み重ねを維持しておける、かしらん。
sarah-e | 他の稽古風景 | 00:47 | comments(0) | - |
何年ぶりかの舞台劇
迷った。かなり熟考した。何でも思うままぱっぱと決めてしまいがちな自分には珍しく。でもこの年齢になって、ようよう物事というのはじっくり判断して進めることが肝要なのを悟った。(そう、結婚ももっと先を見据えるべきだった、なんて)
先月半ば、iichan劇団のTさんから突然のメール。6月の本公演に参加しませんか、とのこと。自分は歌の人、などとエラソーに書いたけど、久々に一つの役を舞台できっちり生きて表現してみたい気持ちに駆られたのは事実。こんな芝居を忘れかかってるへたくそな私をお誘いいただいたことは大変光栄ながら、でも気軽な身分ではないので、こちらの稽古参加状況(うたざの稽古も両立させたい旨)やら、どんな台本でどんな役なのかをお聞きしてご返事します、と申し上げた。
体力的技術的なことで思い悩んだ。でも、やってみよう、とかなりの大冒険大決心。
去年何度か足を運んだ稽古場へ。よく存知あげている方から、初顔合わせの方まで。自分の部分の本読み。私の出番は前半に集中していて、ピンポイントなのだけど、本をよく読みこんでいないのが丸わかりで、恥ずかしかった。この劇団の元代表の演出家K氏は、もちろん存じているけど、実際に演出を受けるのは初めて。穏やかに解りやすく役や場面の背景を説明してくださった。それから最後に出演者の紹介。私の夫役のUさんは、明らかに私より若く見えるのでひゃあどうしよう、と思ったが、実年齢を尋ねたらそれほど離れていないのでちょと安心。初対面の人に年齢の話から入っていく自分の癖はなかなか直らない。原作を読みたいけど廃刊になってるそうで、映画はあるそうなので、若手ずっきいにお願いしてDVDを焼いてもらうようにお願い。
2回目の稽古。演出K氏、さすがに他の役者さんに対しても指摘や指導が厳しくなる。もちろん私にも。どうも探り合ってしまってよくない。おまけにどういうわけか自分の台詞を読んでいるうちに目がかすんで読めなくなってしまい、パニックに陥ってしまった。一瞬しどろもどろ。ああ、老眼なのかしらん。方言も難しくて。ぜんぜん出来てない。もう泣きが入りそう。
この日、この老舗劇団の看板女優さんで、K氏のパートナーでもあるGさんが稽古場に現れた。この方は現代表のI氏の奥さん役。感情の起伏が明確で、内容もよく理解していらっしゃった上で読んでいらっしゃる。さすが。
稽古後、ご挨拶。ご一緒したのは前の劇団にいた時以来だから、もう10年ぐらいになるかなあ。それからこの日は宣伝美術のTA氏とも久々の対面。30年振りだねえ、と冗談を言われる。なかなかうまくいかないんです、と言うと、昔取った杵柄で大丈夫、と励まされる。本当かなあ。
3回目。今までよりはっきり気持ちを上げて喋った。でも自分の気持ちが一方通行。自分の性格上、自分の感情を顕わにして主張して演ってしまう傾向だけど、今度は相手の気持ちをどこまで汲んで芝居できるか、が勝負のようで。I氏にも後でそれは指摘された。もっとあっけらかんと、明るく一度やってみたら、と。どうも役の状況に入れ込みすぎてウエットになり過ぎてるかも。
早い段階で読みを終了させて、立ち稽古に入りたい、というK氏のお話。いろいろやってみることと、相手のUさんの気持ちをどう感じることができるのか、しか善後策は思い浮かばないけど、とにかく丁寧にじっくりやってみること。歌と同様、ぱぱっと器用に出来ない自分を呪いつつも。でも、挿入部分が入って気持ちの流れが分かりやすくなったのと、他の出演者の方々のシーンを聞かせていただいて、イメージが具体的になったのは、収穫、ということで。
前途多難だけど、最終的にちゃんと舞台の中でリアルに生活できていることを夢見つつ。頑張れ、堂崎ハル(今回の役名、設定39歳)、と自分にエール。
sarah-e | 他の稽古風景 | 23:44 | comments(0) | - |
賛美歌
月曜日。
会社で聞いてびっくりしたのだが、先週金曜日に休んだのは私だけではなかったようだった。Y夫人もお嬢さんの具合が悪くて、TU夫人も体調が悪くて、欠席。どうも風邪が流行っているらしい。前回書いたように、1月上旬までは多忙なスケジュールなので、とても倒れてはいられない。早めにインフルエンザの予防接種に行かねば、と思った。
2日も休んだお詫びを込めて、ひたすら仕事をこなす。お昼は、TU夫人と韓国料理のお店で、参鶏湯のランチを。鶏が柔らかくて、おだしがいい感じ。足先までポカポカと温まって、元気になれた。
終業後は、早い地下鉄に乗れたので、急いで子どもを迎えに。道路工事で、小学校前の道路が閉鎖されて、回り道。帰って、慌てて麻婆豆腐を作って、iichanの劇団稽古場へ。こちらも、先週お休みして、申し訳なかった。
台本はTさんとiichanの努力で、最後まで出来上がっていた。ざっと立ち稽古。数えるとあと5回しか稽古がない。代表I氏は台詞覚えが早い。ああ、前回よりはセンテンスが短いのが多いので、早く入るとは思うけど。ぶつぶつ地道にやらなきゃあ。
歌う予定のクリスマスソングも、歌詞が訳によって自分の記憶にあるのと若干違うのでこれも修正して暗譜しなきゃあ。冒頭は賑やかに、そして2曲めは、私の知らない賛美歌。しかも、重唱で、アカペラで、とiichanはハードルを高くした。この曲、今回の2年前、頑張って練習されていたそうだが、当日大雪のため、行事が中止になり、(そいえば12月にドカ雪の降った年があったなあ)披露しそびれたそう。今年はどうかなあ。
とりあえず、CDを聴かせてもらう。以前はひたすら聞いて憶える、だったけど、まず楽譜で音を見ないと、憶えられなくなってしまった。習慣とは恐ろしい。で、ちゃっちゃと五線とおたまじゃくしで、超アバウト楽譜を書いて、歌ってみた。iichanが旋律を歌い、私とBちゃんが高音部。試しに低音部も入る3声もやってみたけど、あまりよくなかったので、2声で。
他の曲は木曜日頃、音源が出来てくるそうで、本番当日音響オペをやってくれるのが、ツインズ嬢と同じ劇団にいてこの間の公演にも出ていたU君だそうで。雑談をしてたら、Bちゃんがホームページのメンテナンスにお邪魔したのが、座うたざの演出でお世話になったWさんの自宅で、SARAHさんのこと、ご存知でしたよ、という話が出てきて。この世界、本当に狭い。
今夜は、例の賛美歌の楽譜を清書しようと試みた。借りてきたCDを聴きながら、ユニゾン部分も譜面に書こうとしたのに。CDプレイヤーの調子が悪い。(最近、いろんな電化製品の調子が悪い。使う人同様、くたびれかけている)なだめすかしながら何とか聴いて、下書きまで。ゴスペルっぽいアレンジで、厳かというより、祈りを込めて歌ってると爽やかで希望が持てそうな感じの。
そういえば、夕方のニュースでやっていたのだけど、私の住んでいる近くで、最近放火が多く発生しているよう。見慣れた風景がテレビの画面に映っているのは、変な感覚。
変な事はもう一つあって、夕方帰宅したときに、郵便受けに小さな包みが入っていた。中身は明らかに有名な薄焼きのお菓子で、包み紙が地味なので香典返しかな、と思ったけど、香典をご近所に出した憶えがない。宛名も送り主も記載してなくて、中に手がかりのカードらしきものも入っていない。誰かの家と間違えて入れられたのかしらん。ともあれ、勝手に開けて食べる訳にもいかず。何なんだろうなあ。
sarah-e | 他の稽古風景 | 01:55 | comments(0) | - |
きゃあ、岡原さん
本番翌日日曜日、普通ならかなり朝寝坊を決め込むところだけど、自分としては早い9時起き。洗濯を3回、昼ご飯をぱっぱと食べて、いざ出発。
なんでそんなに勇んでいるかというと。キヨシのところではない、老舗の大合唱団に所属していて、こんにゃく座のシンパでもあるNさんから、ワークショップの案内をもらったのだ。直接ではなくて、gardenさんかキヨシを通してだったけど。Nさんはその合唱団の有志の方々と「はぎの会」というのを結成していて、今回、こんにゃく座の代表的なアルトの歌い手の岡原真弓さんの指導で、公開練習っぽいものを行なうということで。これまでオペラシアターこんにゃく座の公演を数多く観させていただいたけど、尊敬するあの方の他に、いつも楽しみなのが、岡原さんの歌と、達者な役造り。昨年の3月だったか、名古屋で公演があったとき、飲み屋さんで二言くらい会話を交わしてきゃあ、とミーハーぶりを発揮した私。今日は二度目の、ナマ岡原さんにお会いできるのである。
なのに会場に到着したのは時間ギリギリ。ばたばた駆け込むと、もう「はぎの会」のメンバーの方と、岡原さんは登場していて、客席の前列には見慣れた姿が。まあ〜氏とキヨシだった。少し遅れて、いのっちさんとgardenさんも参加。
そしてそして、いただいたプログラムには、何と、私の好きな組曲の、3曲めの楽譜が挟み込んであるではないか。やったあ、私達ギャラリーも歌わせてもらえるんだ、と心がときめく。
岡原さんの指導で、一曲目から。どれも、知っている曲。三曲めは、ちょうど私達も練習を再開した合唱曲なので、とても参考になった。自分達で歌っていると、どこがくどくなるのか、とか、ここはこう聞かせたい、というのが分らなくなるものね。詩を読んでみたり、心情を考えてみたりすることで、歌がどんどん変化していく。でも、私達が四苦八苦している、ハーモニーに関しては、さすが合唱のベテランの方々、である。
休憩中は心配になって、車を庭園の駐車場まで移動させた。戻ってみると、こんにゃく体操の時間。これも、ギャラリーも参加OK。まあ〜氏はナイキの黒いジャージ姿。家を出るとき、ひょっとして、と着替えてきたそうだ。ううむ、読みが深い。私はちゃらちゃらしたロングスカートだったけど、それでも頑張って(無理やり?)やった。いつもやってることだけど、すかっとしてとても開放された気分になった。
そしてそして、合唱の時間。そいえば前回はテノールを歌ったんだよなあ。でも、遠い記憶をたどって、アルトパートを歌う。部分部分パート練習。こんな気持ちで歌ってみたら、と岡原さんからのアドバイス。ああ、とても優しい気分になれる曲だなあ。
その後は、本日最大の楽しみ、岡原さんのソロのコーナー。最初の曲は歌いたいのが顔に出ていたのか、2コーラス目はみなさんご一緒に、とおっしゃったので、またまた歌う。
2曲目は、初めて聴く曲。ご本人も言われた通り、「私には何もない」というフレーズがとても印象的。ああ、譜面が欲しい。落ち着いた声で、ちゃんと歌にメッセージがあって、ご自分の世界があって。やっぱり凄いなあ、と感動。こんなに贅沢なものを、無料で堪能させていただいてよかったのでしょうか。
最後に、私達もよく歌う4部合唱の曲。いいなあ、私も岡原さんと一緒にアルトを歌いたかった、と最後までミーハーな私でした。
車を出さなくてはならない時刻になっていたので、Nさんにご挨拶もせず、あたあたと会場を出る。興奮さめやらず、みんなで国道沿いのファミレスへ。おお、ここは2月に深夜まで会議を行なった、あのファミレスだった。あの時とは違う席に坐って。デザートを各自食べてそろそろご無礼しようかなあ、と思ったけど、ミュージカルを観終えたツインズ嬢が合流するというので、家に帰りたくない病の私はそのまま居残り。結局全員夕食もここで食べることに。
ううむ、ちゃんとハモレて、個性のある合唱。大勢の方が音の厚みが違うので、昨年秋の交流祭の演奏がよかったのはそのせいなのかもしれないけど、私は一人か二人1パートとか、デュエットを挑戦してみたいなあ。で、最終的には独立した歌い手に。目標とする声や歌い方は・・・。そうそう、ツインズ嬢といのっちさんは、金曜日、岐阜のT市までこんにゃく座の公演を観に行ったそうな。その時出演していた力強いアルトの声の人がかっこよかった、と。多分それは石川貴美子さんでしょう。彼女の声もとても好きなのだ。
gardenさんから9月のこんにゃく座新作観劇ツアーのメンバーの確認。本当に、限りなく遠い存在ではあるけど、少しでもあの凄い方々に、本当に蟻の一歩でも、近づきたいと切に願って。
今日、Nさんにお礼のメールを送ったところ、丁寧な返信をいただいた。ますますのご活躍を。私達も頑張らなくては。
sarah-e | 他の稽古風景 | 00:04 | comments(0) | - |
あび乾杯!
金曜日。有給を取ったのでお休み。子どもを学校へ送り出してからうとうと。連日の疲れからか、正午まで爆睡。
慌てて溜まっていた家事を片付けて、郵便局やコンビニへ行っていたら、子どもが帰宅。ばたばたと実家へ出発。夕方、稽古場へ。時間通りに到着。ああ、いつもこの時間にたどり着きたかった。
この日は、iichanの劇団では研究所の日で、若々しい面々に混じって、一緒にウォーミングアップ。ラジオ体操第一、第二。それから、動きの付いた変わった発声練習。
ううむ、自分のシーンは小道具も用意してなんとか形に。歌と音楽も。でもまだ細かいところを詰めたい様子の演出Tさん。
翌日はもう本番の日。慌しく実家から戻り、昼ご飯を買って10時半に稽古場入り。2回通して食事休憩後、本番のパン屋さんへ移動。温厚で味のある役者さん、Nさん(この方、楽器収集がご趣味で、いろいろな珍しい楽器をお持ち)の車に乗せてもらって。時間まで着替えとメイク。二階の和室で待機。畳の部屋でまったりしてる、場合ではなかった。時間より少し押して、始まった。
とても温かいお客さんで、要所要所で笑ったり和んだりしてくださった。自分のシーン。久々に人前で一人で歌う。聴いてくださっている、お客さんの空気と表情を感じられるのはやっぱり嬉しい。Tさんが私にも役をつけてくださって、不器用ながら一生懸命演ったつもりではあるけど、これからの私の目標はいかに「歌の人」になれるか、ということなのだよなあ。
最後は景気よく歌う。だんだんテンポが速くなって、三線を弾くiichanは頼むよ〜、という表情だったけど、もう勢いで突っ走ってしまいました。ノリよく、終了。
gardenさんとキヨシが観に来てくれた。忙しいのにありがとう。アトラクションのジャンケン大会で、gardenさん、賞品をゲット。運の強い人だ。
お店で冷たい飲み物をご馳走していただく。うう、美味しい。喉にしみとおる。その後、Tさん馴染みの韓国料理のお店でプチ打上げ。車の人が多いので、ゆず茶で乾杯。いろいろなお野菜のナムルや、炒め物。最高だったのが、参鶏湯。お肉も柔らかくて、スープも絶品。食べながらいろいろな話。iichanのブートキャンプの話。彼女はかつて、衣装に自分の身体を合わせるために減量した逸話があるほど、意思の強い人なので、激しいエクササイズも続けられるのだろう。たぶん私は一日で挫折。
代表I氏の一本締めで終了。稽古場で散会。Tさん、iichan、誘ってくださってありがとうございました。一緒にできて嬉しかったよ。ちっとは役に立ちましたですか。これからもお互い頑張ろうね。
いろんな方と知り合いになれて、いろいろ刺激もいただいた。とてもアットホームで仲のいい団体。でも、やはり自分の古巣が恋しくなった。今から行けばあと1時間半歌える、とうたざのメンバーのいる、西へ戻る。
稽古場に入ると、ちょうどあの、ノリノリの曲を歌っていた。女声がきれいに聞こえた。でもこの曲は、きれいなだけでなく、ひとひねりないといけないらしい。男性の曲の音取りをちょっとと、合唱曲の音確認。最後に、木曜日の会議の模様の説明。
そのまま、またファミレスへ。みんなは食事。私はデザートとドリンクバー。gardenさんから、今日の感想を聞く。HPの話。牛丼のお店がうなぎを始めたのはなぜだろう、の話。そしてまたまた平均年齢の話。0時半頃帰途に。
はあ〜、疲れた。でも、日曜日も楽しみにしていた重要な出来事がある。ばててはいられない。と、お風呂に入って、本も読まずに、即、就寝。
sarah-e | 他の稽古風景 | 00:42 | comments(1) | - |
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