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MY FUNNY VALENTINE
発表会も終わってほっとしていたけど、またまた歌える機会があった。ライブハウスのママ、りょうこさんの連絡はいつも唐突である。
祭日の寒い日、何気にメールをチェックすると、「本日、ヴォーカルナイトです」と。ピアノとベーシストの方がいらっしゃるので、譜面を2〜3曲用意して参加下さい、とのこと。いきなりなので迷ったが、出かけることにした。こういうのが外れでも県庁所在地に住んでいて、中心街まで30分で行ける強みである。
曲を何にするか悩んだ。この時期だから、しっとりした表題の曲を歌いたかったが、譜面がない。12月にダンディーな初老の方が歌った、景気のよいのが自分も歌いたくなったので、それにすることに。あとは行って考えよう、と目ぼしい譜面を持って家を出た。
ああ、寒い。路面が凍っている箇所もあり。店に到着すると、祭日で突然だったこともあり、いつものヴォーカルの方々がいない。別のダンディーなおじさまとその連れの女性、この間のワークショップに見学にいらして、勇気がなくて歌えなかった、というマダム風のおばさま、だけ。まあ人がいない方がいっぱい歌えるからいいか、でもさびしいなあ、と感じていたら、この間の発表会で歌われた声が、ボサノバがよく似合いそうな方が、開始ぎりぎりにいらした。ああよかった。3曲も歌えるなんて、こんな贅沢なことなかなかないものね、と互いに言い合う。
体が冷えていたので、リキュール入りのゴティバのホットチョコレート風、を飲む。美味しい。温まった。
ピアニストさんは、隣県在住の、新進気鋭の30代の方。ベーシストさんもその位の年齢の方。進行もピアニストさんがやって下さる。エントリー順ということで、トップバッターの女性は、なかなか場馴れしていて、結構凝った歌を聴かせてくれる。そのちょっと癖のある声を聴いて、どこかで会ったなあ、と感じ、どうやらこの間再会したYUZUちゃんと同じく、ジャズヴォーカルの先生の門下生だった、と思い出した。あちらはきっと私には気づかなかっただろうけど。やはり芝居の世界も、音楽の世界も、狭い。
ダンディーなおじさまの後に、私の番。以前歌った時はしょっぱなからフェイク風のメロディーで歌ったけど、今回は1コーラス目はよく歌われている旋律で。譜面に書かれたコードとうまくマッチングするか心配だったが、1〜2か所しっくりこない部分があり。こういうのを自分でチェックして書き直せるようになるとよいのだけど。コートと帽子を持って表通りを行こうよ、お金がなくても、気分はロックフェラーさ、という歌詞で、賑やかに歌った・・・つもりだけど、力入り過ぎたかも。
次はマダムで、映画音楽のバラードを。かなり緊張されていて、声がビブラート、もしくは絶え絶え。でも、音程は外れていないので、ある意味凄い、と思った。最後はボサノバ嬢(と、呼ばせていただこう)で、発表会で歌った、お得意の曲を。いい感じに抜けていて、冷静に歌っていらした。
この日は、ママのりょうこさんは歌わず。また何で発表会の直後に突然こういう催しを、と尋ねると、3月にお店の3周年を記念して、プロのトリオとのセッションを予定しているので、皆さんに少しでも場数を踏んでもらいたくて、とのこと。ううむ、それは魅力だけど、3月前半はきっと身動き取れないだろうなあ。
さて、2巡目。迷った挙句、以前歌った、フォークソングのジャズバージョンを、スローで。気持ちを込めてゆったり歌えたが、内容が喪った子どもを思う歌だったので、ちょと縁起でもなかったかなあ、と。しかし、マダムやボサノバ嬢からは好評で、バラードの方が雰囲気があって素敵だ、と評価された。そうかあ。ノリのよい明るい曲も、軽いスタンスで歌えないとなあ。。
休憩の時に、次回のワークショップの課題曲が決まったというので、まだ未公開らしいけど、こっそり教えてもらう。12月に歌った曲が入っていた。よし、3巡目は冒険しないで、予習・復習のつもりで、この曲を極めるかあ、と考えて、歌う。さすがに2・3度歌うと、ツボが分かってくる感じ。緊張して固かった歌い出しも、余裕が少し出てくる。なかなか一言ありそうなダンディーなおじさまが頷いて聴いていてくれたので、まあまあよかったのかな、と思う。ピアニストさんもベーシストさんも、こちらがどう出るかよく判って下さっている様子で、エンディングもうまくいった。
終わって、ピアニストさんから名刺をいただく。今後のますますのご活躍を。そして、またお世話になることがあったら、よろしくお願いします。
外はますます凍てついてきた。ボサノバ嬢と駅まで歩く。4月のワークショップでまた会いましょう、と挨拶して別れる。そう、ワークショップの頃には、今はまだどうなるか分からない子どもの高校も決まり、桜が咲いて、暖かくなることでしょう。
sarah-e | JAZZ | 22:14 | comments(0) | - |
都々逸
私立高校の合格通知の来た週の日曜日は、JAZZワークショップの新春発表会。
用事は重なるもので、この日は午後一番で、久々に聖歌隊の仕事があった。毎年この時期にあるブライダルフェア。ホテル周辺でマラソンがあることと、例によってお昼が出る、という連絡が来ていた。発表会が4時スタート、という話も出たので、電車で移動するつもりだったけど、5時スタートになったので、いつも通り車で移動。ホテル手前まではマラソンコースを外れているので、大丈夫。
お昼は遠慮したので、開始1時間前の12時入り。うりこ嬢と。姪っこさんも中学3年生になったので、受検の話。久々の割には歌もそこそこ歌え、お式もモデルさんが新郎新婦なので、とどこおりなく済んだ。うりこ嬢と少し話をしてから、出発。コンビニに寄って腹ごしらえ。
本番の衣装はどうしよう、時間があるから自宅に寄って着替えようか、と考えたが、そのまま向かうことに。白ブラウスに黒ロングスカートのままで。シックでジャズっぽい、ことにしてもらおう。
早く到着したので、少し離れた安い駐車場に止める。天気は上々だけど、風が半端なく冷たい。ライブハウスに着くと、もう参加者の方は集まっていらした。AKEMIさんと、Kさんの姿も。一緒に車で来たので、車中でもう打ち合わせは済ましたわ、とのこと。AKEMIさんにもうちの子と同じ年の男の子がいらっしゃるので、ここでも受験の話に花が咲く。彼女曰く、どんなに悪態をつかれても、憎まれ口を叩かれようとも、息子というのは、無条件に愛せる唯一の異性、と。ともあれ、今日聖歌隊でもここでもすっきりと歌えるのは、子どもが合格してくれたおかげだ、と思う。
紅茶を注文して飲んで、プログラムを見る。私の順番は第一部のラスト、AKEMIさんの次である。リハの時と違って、早く終わってゆっくり食事が出来そうだ。歌詞もこの間よりちゃんと頭にこびりつけたので、よほどのアクシデントがない限りOK。今回選んだ曲は、ジャズの定番中の定番で、歌詞も韻を踏むばかりでさほどの意味もなく、日本でいうと小唄か都々逸のような曲だ、と何かの解説書で読んだので、この間より気軽に、気楽に軽快に歌おうと思った。
AKEMIさんのバラードはしっとりとして秀逸だった。うまいなあ、と本当に感じた。そして自分の番。MCを考えて喋らなきゃいけないか、と身構えていたけど、進行はベーシストのYさんがちゃんとやってくれた。
ピアノ4小節で、リハ通り歌い出す。マイクの返しがないので、自分の声が聞こえづらく、しょぼく始まってしまったかなあ、と感じたけど。前の方に座っていらっしゃる方々が、楽しそうに聴いて下さり、イエイ、と声もかけて下さる。私の歌や声でなく、ジャズが好きだからノッて下さるので、それは重々承知しているけど、それにしても、うたざで歌っている時は、こんな風に楽しんで聴いてもらえているのだろうか、と疑問が。。。
歌い終わって自分の席に戻ると、Kさんが、力が抜けててよかったわよ、と声をかけてくれた。ああ、結局、つまるところそれなんだなあ。
ともあれ、ほっとして、前回食した春野菜のペペロンチーノ、をまた注文する。そして、他の方の演奏を聴く。アルトサックスとテナーサックスの2重奏はとても素敵だった。女子大生っぽい方の、バイオリンの「BLUE MOON」も優雅でよかった。保護者のような年配の男性がマイクを彼女のために一生懸命直してあげていたのが微笑ましかった。隣県の女子大生の、ボサノバアレンジの「S’ WONDERFUL」が面白かったので、図々しいと思いながら、譜面もらっていいですか、と訊いたら、快く承諾してくれたので、寒い中休憩中にコンビニに走って、コピーさせてもらう。原本を返しながら、ぜんぜん歌う予定はないけれど、もしそういうことになったら、必ず連絡しますから、と言ったら、周囲に笑われた。私の感覚では、スタンダードだとアレンジ者に著作権のようなものが存在していて、その人のオリジナルのアレンジを無許可で演奏するのはタブーだと思ったのだけど、ジャズにはそもそもそういう観念はないようだった。これだって、同じアレンジで歌っているシンガーはいるので、全然遠慮なく歌って下さい、と言われた。
Yさんが何気に私達のいるテーブルに回ってくる。Kさんが、ライブやらこういう仕事やらでお忙しいですよね、いつ練習されているんですか、と質問。一日3〜5時間ぐらいベースに触ってるけど、とおっしゃって、今試したり練習したりしてることは、多分1年後ぐらいにしか実にならないからねえ、と。はあ、プロですらそうなのですね。
無事全ステージ終了。次回のワークショップは4月下旬とのこと(皆さんが忙しい年度末・年度初めは避けたのね)。課題曲はまたおいおい発表しますと。Yさんに、今日は駄目出しはないのですか、と訊いたら、特にないですよ、と言われた。駄目出し、という言葉が悪かったかもしれない。プロの目から、気がついたことをワンポイントでもいいから言って欲しかっただけなのだけど。後日、ブログにもっと詳しいアンサーが載っていた。ワークショップはレッスンとは違うので、指導を求められてもそれは困る、ということと、ヴォーカルやソロの楽器はあるにしろ、演奏はアンサンブルなので、他のメンバーと出来について話し合うのがよいのではないか、と。
まあ、そうですよね。年末の、Aさんのようにヴォーカルの教えもやってらっしゃるような方と歌うか、以前習っていたようにヴォーカリストの先生につくか、しかないのだろうけど。もしくはひたすらいろんな盤を聴いて、あるいはライブに通って聴いて、自習するしかないだろうけどね。にわか&えせジャズ愛好家でしかない私は、もっと深く勉強するべきなのだろうなあ。

 
sarah-e | JAZZ | 21:50 | comments(0) | - |
何でもないことが、大変なことなのだ
12月のうたざの最終稽古。もう本番まで時間がないので、歌う予定のソング2曲を歌った。しかし、一番目のが。。。一番よく集中して歌えてたのが、秋口ごろ、Nさんに伴奏してもらった時で、それ以来どんどん悪い方向へ向かっている感じ。まあ〜夫人が何だか吠えてますね、と言っていたので録音を聴いてみると、まさにそんな感じ。しかも音程がすごぶる悪い。これは歌うな、と言われても仕方がないレベルだなあ、と。どうしたものか。
ああ、こんな歌唱で2013年を締めくくるのか、とがっかりしていた矢先の3連休。PCのメールを開くと、ワークショップ会場のJAZZのライブハウスのママ、りょうこさんからメールが。突然だけど、明日ヴォーカルレッスンを行います、と。東京から招いたピアニストさんがもう名古屋入りしているけど、予定が空いたので、開催してくださると。おお、突然過ぎるけど、これは馳せ参じなければ。プロの伴奏で歌うのは心苦しいので、見学だけで、と返信したら、りょうこさんから、うまい人が歌ってもらわなくては困ります、と返事が来たので、お世辞と分かっていても、腹をくくって歌うことにした。
大急ぎで曲を考える。時間がないので、自分がかつて歌ったレパートリーで譜面のあるもので。迷ったけど、あの名作映画の中のバラードにする。ずいぶん哲学的なヴァースがあるけど、知らないのでコーラスからで。歌詞を憶え直す。昔記憶したからまだいいので、一から新曲の英語の歌詞を叩き込む、というのが今後できる脳なのか、が心配。
天皇誕生日の祭日。2時頃スタートということなので、そのように電車に乗る。時間ぴったりに到着。ワークショップでお馴染みのAKEMIさんや、いつもはピアノで参加している方も、この日は歌う。男性も結構いる。お一人、初めての方がいて、しかしこの間の秋のワークショップは見学されていたようで、私の演奏のルバートで始まるのが新鮮なアレンジで素敵だった、とほめて下さった。いや、あれは私のオリジナルでなく、習っていた先生が譜面に書いてくださった通りなのだけど。。。
東京からのプロのピアニスト、Aさんは、全国のジャズヴォーカリストの憧れ、とコメントがあったように、当然だけど絶妙なアドリブで弾いてくださる。そして、びっくりしたけど、弾きながらベースが担うであろう音を口ずさむ。それでもって、歌い終わるとダメ出し、いやアドバイスを下さる。年齢は、お若くみえるけど50代後半から60代ぐらい。小柄な方。ピアニストさんだけど、多分ヴォーカリストのお弟子もいらっしゃるのだろう。私も、一番最初にJAZZを教えてもらったのは、ピアニストさんからだったから。
一通りリハのつもりで合わせて、それから本番ね、ということで、トップバッターは安定感のあるAKEMIさんでよかった。スウィング感とはどういうものかAさんに教わりたい、とおっしゃっていた。和製ヘレン・メリル。とても雰囲気があり、よかった。と、聴きほれていたら、じゃあ次はSARAHさんね、とりょうこさんからいきなりご指名。ああ、どきどきする。プロの方に弾いてもらう、というプレッシャーからか、とにかく必要以上に緊張した。緊張を隠そうと、ついマイクを両手で握ってしまっていた。
Aさんからのコメントは、充分歌えてるからリラックスして歌ってね、ということと、バラードなんだから全然頑張らなくて、喋るように歌えばいいよ、ということだった。その通りだけど、これではまるで素人に対するコメントだなあ、と情けなくなった。いかんなあ。
次の年配の男性の、明るい表通りで、がとても明るくてよかった。自分も以前歌ったけど、また歌いたくなった。私のアレンジを褒めて下さった方は、今のこの時期にふさわしい曲。これはいつか歌ってみたいのだけど、期間限定の曲なので、タイミングが合わずに今まで来た。声のきれいな彼女にぴったり。1歳の子どもから92歳まで、クリスマスおめでとう、という歌詞の曲。
そして、中年のよい声の男性が歌った曲が印象的で妙に心に残った。自分が歌う時のために、ここに題名を残しておこう。”Wrap your troubles in dream"だそうです。ちょっとキーが低すぎるんじゃないの、とりょうこさんが言ったら、Aさんがぱぱっと即興で移調して弾いた。こういうことのできる人はいつも凄いな、と思っているので感動していると、Aさんは、別に何でもないことよ、と平然とおっしゃる。コード、勉強しなきゃあ。。。
最後に歌ったのは、りょうこさん。JAZZ好きが嵩じてお店まで出されたのだから、かなりいろいろ聴き込んでいらっしゃる。うまいし、何よりもその曲が好きで、本当に嬉しそうに歌っていらっしゃるので、聴いている私達も楽しい。これもそもそも歌うことの基本なのだ、と思う。うまく歌おうとか、感動してもらおう、と邪念を抱く前に。
さて、2巡目は本番。ゆったりと、歌詞の世界を感じて、中身を伝えるように歌うことに専念。一回目よりはうまくいった、と思っていたら、エンディングのオクターブ上げた音で、またつい頑張ってしまった。Aさんがここまではいい感じでいってたのに、最後力入っちゃったねえ、と。はあ、残念。その後は皆さん、順調に歌われ、4時過ぎに終了。また機会があったらやりましょうね、とAさんはおっしゃり、クリスマスの御買い物なのか、三越に用事があるけどどっちに歩けばいいの?とふらっと帰られた。次回は頑張りすぎてこけないようにします。その頃にはレパももっと増えてるといいかなあ。それから、子どもの受験が終わったら、ぜひAさんと、プロのヴォーカリストとの共演を聴かせていただきたいなあと思った。
ともあれ、これだけ場を踏んだり、人前で歌ったりしていても、うまくいかないことの何と多いことか。楽に歌うことなんて、何でもなくやれる人にはどうってことのないことなんだろうけど。何でもないことを何でもなくやるためには、私には何が必要なのだろう。これの答えが出れば、歌うことの意義が明確になってくるだろうけどね。

  今年のクリスマスケーキ。子どものリクエストで、キャラメルチョコ味。


 
sarah-e | JAZZ | 00:12 | comments(0) | - |
すぐに冬の歌を聴くだろう
まだまだ先だと思っていた、次のジャズワークショップ。うかうかしているうちに、もうやってきた。
今回の課題曲からは、あの秋の名曲を選んだ。以前習って歌ったことがあるので。別の月の曲も好きでいろいろ模範演奏を聴いてみたけど、何せ譜面がない。結局まだコード勉強について、何も行動を起こしていない。AKEMIさんに訊いたら、ソングの移調と同じで、基本はその調にコードを変換していくことだと。しかし♯や♭が変換によって変わってしまったり、複雑なコードだと混乱をしてしまいそうだ。
早めに出て、栄をぶらぶらするつもりが、ぎりぎりになってしまった。晩秋らしい、どんよりして肌寒い日。苦手な冬が来ている。
9月に会った方々が揃っていて、前回のようにホストミュージシャンのYさんが順番に組み合わせを決めていく。AKEMIさんは月の曲を。相変わらずうまい。素敵だった。残念ながらKさんは多忙のため、今回も参加されず。
前半、私の番。ピアニストは男性の方。最初はルバートなので、伴奏はピアノオンリーでお願いします、といったらええっ、とびっくりされた。かなり自由に自分の感情で歌ってしまったのだけど、合わせてくださった。2コーラス目からはアップテンポで。演奏のあとサビから入るつもりだったが、どうもうまくいかない。とりあえずエンディング。
Yさんから、いい部分と悪い部分の指摘。いい部分はルバートのあと、はっきりアップテンポで歌が先行して入ったので、演奏者にもそれがよく伝わったこと。悪い点はサビからの入り。他の演奏者のアドリブを入れるなら、サビでなくコーラスの最初からもう一度繰り返した方がいいとのこと。同じメロディーばかり歌うとくどいかな、と思っていたけど、短い曲なので、まあいいのか、と。また後半やりましょう、と言われる。
この日は私と同じく、The Autumn Leaves を演奏する方が多く、後半はその曲が続いた。楽器が温まってないのですぐいい音は出ないよ、と言った恰幅のよい初老の男性がサックスで演奏したのがとてもよかった。色気のある音色。前回も感じたけど、ジャズ愛好家は奥が深い。玄人に近い演奏が出来てる方も大勢いる。毎回、Yさんお手製のテキストをいただけるが、内容がマニアック過ぎて、読んでも私には判らない。それが何年か続けていれば、少しはピンとくるようになるのだろうか。
後半は一番最後に私の番。時間が押していたので、ルバートは溜めずにちょと早めに。そして、演奏の部分で、ベースを弾いてくださっているYさんに振ってみる。プロなので、振られたのでちゃんとアドリブで演奏しますよ、と余裕で返される。そしてコーラス頭から歌。ちょっとだけフェイク。洗練されてないだろうけど。無事終了。
次回は何と、2月に新春発表会なのだそうだ。今年やってきた課題曲十数曲の中から選んで一曲演奏。発表会なので、曲目・メンバーは固定でYさんが決めて下さるとのこと。まずは希望を第三希望まで出してエントリーしてください、と。でそのリハーサルを兼ねて、のおさらい会が1月にあり。うたざの発表会と日程がしっかりかぶっている。迷ったが、少々遅刻することをお断りした上でエントリーした。曲目・メンバー決定は12月末にメールで連絡して下さると。
とりあえずJAZZはこれで2013年はおしまい、と思っていたら、まだ機会があった。その話はまた後で。
sarah-e | JAZZ | 15:02 | comments(0) | - |
降っても吹いても
9月になって、不意に人前で歌う機会に恵まれた。
夏頃、久々に聖歌隊で一緒になったピアノのKさん。ジャズピアノを勉強している、という話は聞いていたけど、ベース奏者の方が定期的に行っているジャズのワークショップにも参加されているとのことで、ヴォーカルも参加できるのでよかったらのぞいてみます?と声をかけてもらった。直近では9月中旬にあるとのこと。その日はKさんは教え子の発表会で忙しく参加できないと。
ぜひ見学させてほしい、と答えたところ、メールで詳細を教えていただき、さっそくサイトを見た。課題曲が4曲ほど決まっていて、そのうちの1曲は歌ったことがあり、譜面もあり、もう1曲は人前で歌ったことはないものの、大好きな曲ですっかり頭に入っている。その旨をサイトの掲示板で連絡したところ、主催者のYさんから、ぜひ参加してください、歌ったことがあるならぜひ歌って下さい、と返事をいただいた。
見知った人は誰もいないしなあ、と思いつつも、参加してみることにした。歌うかどうかは、当日の雰囲気を見て決めればいいか、と思い。大好きな曲の方は、模範演奏が貼り付けてあったので、聴く。ビッグバンドで女性ヴォーカリストが華やかに歌っている。でもこの曲は、オリジナルの、映画の中でヒロインがギターを爪弾きながらうまくはないけどぽつぽつと歌うのが、一番基本のような。それから、ボサノバ歌手と、ジブリの主題歌を歌った方の演奏もネットで聴いた。やはり素朴な方が心に響く。何でこの曲かなあ、と考えた。そうか、お月見の季節だものね。
当日、日曜日。おりしも台風接近中。大荒れとまではいかないけど、雨風が強くなりそうな気配。私が歌おうとすると、いつもこんな天気だ。電車に乗って栄へ。調べてみると、ワークショップの行われるライブハウスは、前の職場の目と鼻の先だった。そういえばここは何のお店、と思っていた場所だった。
お店に入ってYさんらしき方に挨拶し、余貴美子さん似のママさんにオーダーを頼む。突然参加で時間制限もあるでしょうから、様子を見て歌います、と申し上げると、今日は台風で参加者が少ないから大丈夫よ、と言われたので、えいやっと、歌わせていただくことにした。月の曲の方は、譜面がないけどGで、とキーを指定しておいた。
続々と参加者が集まってくる。そのうち、Kさんつながりのグループを見つけ、そこに合流させてもらう。温かい紅茶を飲みながら、演奏を聴く。ワークショップだから、課題曲の中で、いきなりの組み合わせでセッションをする。打ち合わせはあるけど、ジャズだから即興演奏。Kさんつながりの方々はピアノの方が多かったが、その中でAKEMIさん、という方が、むちゃくちゃ歌が上手くて、びっくりした。ジャズが好きで音楽をやってらっしゃるが、ヴォーカルは本職ではないだろうけど、本職だといっていいくらい、歌い慣れていらっしゃる。度胆を抜かれたのは、私がバラードで歌おうとしている曲を、かなりアップテンポで軽快に歌ったことだ。うまい。ジャズは解釈やテンポやリズムで、全然違った曲になってその人のオリジナルになるという典型だと感じた。(AKEMIさん曰く、同じような早いテンポで歌っているヴォーカリストの方が多いらしい)
さあ、私の番が来た。私はSLOWでしか歌えない。譜面にもそう書いてあるし、参考に聴いていたのは、陰のあるヴォーカリストのだけだ。誰にもないくらいあなたを愛してるわ、雨が降っても晴れていても、お金があってもなくっても、あなたと一緒にいるわ、という内容の歌。
譜面を演奏者に渡したのだが、テンポが合わない。ゆっくりで、このくらいで、と言ったけど、なかなかピアノの方に伝わらない。歌い出してはやり直し、というのを3度ぐらい繰り返し、見かねたママさんが仕切り直してくれて、ようよう歌い出せた。もうちょっと早く、もうちょっとゆっくり、でいつも対応していただいている、うたざのピアニストさんに改めて感謝だなあ、と思った。途中の微妙なコードのところの、自分の音程が微妙だったような。譜面は以前習っていたヴォーカルの先生に書いていただいているので、寸法もうろ覚えだったけど、エンディングはうまく行けた。
参加者の皆さんは、譜面をちゃんと自分で書いて用意していらっしゃるのだった。アレンジやテンポ、キーを決めて。私は基本のコード3つぐらいしか知らないので、とても譜面は書けない。しかし、今後この催しに参加するとなると、コードを勉強して譜面を用意するというのが、必須になりそうだった。
前半が終わったところで、Yさんから総評。どうしてあんなに打ち合わせに時間がかかったのですか、と訊かれた。ピアノの方が、ごめんなさい、私は早いバージョンしか知らないので、テンポが把握できなくて、と言った。それは頭が固いですね、基本はヴォーカリストがテンポは決めるのです、とおっしゃりながらも、私にも、ちゃんとテンポを譜面に明記するとか、きっちり指示を出すとかしないと、打ち合わせに時間を使わないようにしましょう、と注意された。それから、SLOWとは、バラードとは何?と誰かが質問。しばらく議論があり、その時は明確な返事が返らなかったが、後日、サイトにYさんからの回答が載っていた。
見ず知らずの相手と演奏するのは、本当に難しい。いや、知りつくしているうたざのメンバーとだってうまく歌えないのに。若い男の子達のセッションでは、お互い目で合図したり、どうぞ入って、とジェスチャーを送ったりしているけど、それでもスムーズにいかず。即興で遊べるのを醍醐味だと感じるように演奏するのは、難しいなあ。
後半、今度は月の歌を歌わせていただいた。譜面は休憩中にYさんがちゃっちゃと書いてくれて、ベースも自ら演奏して下さった。4分の3拍子、1コーラス歌ってサビから入る、基本のパターン。素朴に歌い始めたけど、つい最後は盛り上げてしまった。同じ曲を、隣県の音楽を勉強している大学生が、細いきれいな声で、8分の6拍子で歌ったアレンジには感服。Yさんもこういうチャレンジはどんどんしてほしい、と絶賛していた。
Yさんは、今時流行らない音楽、と冗談めいて言っていたが、コアなファンが高じて演奏まで手を出した、という方々が集う会だった。話を聞いていても、誰それのどの盤の演奏がいい、とか、専門知識が半端ない。楽器も、何本か持参してきて、曲に合わせて変えたり、(リコーダーどころではない)ピアノを弾く奥さんが、もうメンテナンス費用が大変なの、とこぼしたり。声が吉田日出子さんっぽいマダムは、本場のジャズを聴きに次の週からニューヨークへ行くとのこと。はあ、奥が深い。
次回のワークショップは勤労感謝の日、秋だから、あの曲を入れようかな、とYさんがおっしゃった。はい、その曲も以前やって譜面があるので、何とか参加出来そうだ。しかし、コードは勉強したい。何か教則本を買って、こつこつ自分で学ぶしかないのだろうか。ううむ、分からない。
Yさんに挨拶。こんな風でよかったらまたぜひどうぞ、と言われたので、また歌わせていただきたいです、とお願いした。
帰り道。風が強くなっている。去年9月まで働いていたビルの前を通った。今年8月、支社ビルが完成したので、ちょと前に職場は移転してしまっていた。前にも書いたけど、取り壊す前、ここに戻ってこられるかしらね、とハケンの夫人方と話していたけど、8人中、戻れたのは1番古いY夫人と、その時入社したばかりのI夫人だけだったなあ、と、感慨に耽った。
久々にジャズを歌えた。仲良くしていただいたAKEMIさん方に、普段は全然違うジャンルの歌を歌っている、と話したら、ぜひ今度聴きたいわ、と社交辞令でも言っていただけた。自分でも180度違う観念で歌っている。ここでは低音を出すことが楽しい。この年齢になって、味が出てきた部分もある、と信じたいので、こちらも続けていきたい所存。。
sarah-e | JAZZ | 23:43 | comments(0) | - |
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