04
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
RECOMMEND
SPONSORED LINKS
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
OTHERS
LATEST ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE
LINKS
PROFILE
SEARCH
<< FIFTEEN | top | 文月・ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | | - | - |
新美南吉とブリテンは同い歳
 7月の最初は、コンサートを聴きに行った。
前の本公演のピアニストで、就職されてからもたびたび稽古でお世話になっているNさんが参加している、作曲家のユニットの作品発表があったので、平日の夕方、仕事が終わってから出かけた。そのユニットのメンバーで、最近よく弾いていただいているNくん(同じイニシャルで紛らわしいけどこのままで)と、Nさんに差し入れの花束を持っていこうとお花屋さんを探したけど、職場近くの花屋さんはあいにく休業日。携帯で調べて探す。一軒見つかり、電話してからそこを目指す。お店、というよりお花の問屋さんのようなところで、分かりにくかったので、近くの新聞店で聞いて、たどり着く。
と、中ではお弟子さんのような方がフラワーアレンジメントの特訓を受けているようで、時間内に仕上げるようにと言われているようで、必死になってやっていらっしゃる。店主の年配の女性が愛想よく応対してくれたので、若い男性と女性向けにブーケを作ってください、と頼んだ。しかし、店主は弟子には厳しく、出来上がったアレンジメントを一瞥して、駄目出ししたいことはたくさんあるけど、お客さんがいらしたので、自分で勉強していてね、と冷たくおっしゃっていたのだった。まだまだ知らないこと、自分で対処できないことが仕事上たくさんある自分と照らし合わせ、新しいことを仕事にするのは大変だなあ、としみじみ感じた次第だった。
というわけで才色兼備な二人に似つかわしいだろう、お花を抱えて、向かう。会場はとある企業の中の音楽ホールで、初めて行く。知り合いの役者Kちゃんが、近々ここで朗読劇をやるそうで。ここも若干迷ったので、開演時間に少々遅刻した。受付にはNくんが。そうか、作曲者だから、自ら演奏するわけではないからか。
音楽ホールだから音響もよく、客席も100席ほどで、なかなか雰囲気のあるいい空間だった。このくらいのところで、ソングコンサートやライブをするのはいいかもなあ。最初はNさんの方の作品で、女性らしい、柔らかな印象を持った。コーダというのか、ジャズだとエンディングだけど、が、ふんわりとそこはかとなく終わる感じだった。
Nくんのは聴きごたえのある弦楽四重奏曲で、変拍子のところが、私の好きな交響曲の第三楽章のようで、印象深かった。
現代音楽は難解で、まっとうな音楽教育を受けていない自分には馴染みのないものだけど、クラシックばかりじゃなく、彼ら彼女らのように新しいものを創作し、演奏していく、という試みは必要だし、それがもし次の世に受け継がれたら、それはジャズでいうところのスタンダード曲になるだろうし。ともあれ、演奏のみならず曲を創れる、というのが凄い。以前軽い気持ちでNくんに、日本語の詩に曲は乗せられるの、と訊いたら、できないことはないですよ、という返事だった。余程インスピレーションの湧く詩を自分で見つけて提案できるか、それとも彼らが作曲したい、と思えるほど、こちらがよい歌い手だったらいいのだけどね。
最後は、中学校の時の音楽鑑賞で聴いた、パーセルの主題による、ブリテンの曲。またそれを、Nさんらがアレンジしたバージョンもあり。この主題をリコーダーでやおら吹いていた記憶が蘇った。
今年はブリテン、生誕100年の年だそうである。そういえば新美南吉もそうで、お坊さんを主人公にした初期の作品が復刊したり、読み応えのありそうな評伝が出たりしている。単行本なので、普段文庫しか買わない自分にはちょと高く感じるけど、買いそびれてしまうと二度と手に入らなくなるのが昨今の出版事情のようなので、えいやっと買ってしまおうかなあ。劇団にいたころよく上演した、あれが一番有名な作品だけど、「人間ってそんなにいいものかしら。」や、「わしの商売のやめ方は、これだ。」の台詞が印象的な作品も好き。それから、男の子が、自分の名前は清廉潔白の、れんだ、というのも。
ユニットに新しいメンバーが加入した報告があって、コンサートは終わった。次の作品発表予定はまだ先で、だけど多分すぐきてしまうだろうから、頑張っていい曲創ってね、と願うのみ。でも、お忙しくても、今後ともぜひ我々の活動にもご協力下さいね。
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 22:47 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
スポンサードリンク | - | 22:47 | - | - |
Comment