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降っても吹いても
9月になって、不意に人前で歌う機会に恵まれた。
夏頃、久々に聖歌隊で一緒になったピアノのKさん。ジャズピアノを勉強している、という話は聞いていたけど、ベース奏者の方が定期的に行っているジャズのワークショップにも参加されているとのことで、ヴォーカルも参加できるのでよかったらのぞいてみます?と声をかけてもらった。直近では9月中旬にあるとのこと。その日はKさんは教え子の発表会で忙しく参加できないと。
ぜひ見学させてほしい、と答えたところ、メールで詳細を教えていただき、さっそくサイトを見た。課題曲が4曲ほど決まっていて、そのうちの1曲は歌ったことがあり、譜面もあり、もう1曲は人前で歌ったことはないものの、大好きな曲ですっかり頭に入っている。その旨をサイトの掲示板で連絡したところ、主催者のYさんから、ぜひ参加してください、歌ったことがあるならぜひ歌って下さい、と返事をいただいた。
見知った人は誰もいないしなあ、と思いつつも、参加してみることにした。歌うかどうかは、当日の雰囲気を見て決めればいいか、と思い。大好きな曲の方は、模範演奏が貼り付けてあったので、聴く。ビッグバンドで女性ヴォーカリストが華やかに歌っている。でもこの曲は、オリジナルの、映画の中でヒロインがギターを爪弾きながらうまくはないけどぽつぽつと歌うのが、一番基本のような。それから、ボサノバ歌手と、ジブリの主題歌を歌った方の演奏もネットで聴いた。やはり素朴な方が心に響く。何でこの曲かなあ、と考えた。そうか、お月見の季節だものね。
当日、日曜日。おりしも台風接近中。大荒れとまではいかないけど、雨風が強くなりそうな気配。私が歌おうとすると、いつもこんな天気だ。電車に乗って栄へ。調べてみると、ワークショップの行われるライブハウスは、前の職場の目と鼻の先だった。そういえばここは何のお店、と思っていた場所だった。
お店に入ってYさんらしき方に挨拶し、余貴美子さん似のママさんにオーダーを頼む。突然参加で時間制限もあるでしょうから、様子を見て歌います、と申し上げると、今日は台風で参加者が少ないから大丈夫よ、と言われたので、えいやっと、歌わせていただくことにした。月の曲の方は、譜面がないけどGで、とキーを指定しておいた。
続々と参加者が集まってくる。そのうち、Kさんつながりのグループを見つけ、そこに合流させてもらう。温かい紅茶を飲みながら、演奏を聴く。ワークショップだから、課題曲の中で、いきなりの組み合わせでセッションをする。打ち合わせはあるけど、ジャズだから即興演奏。Kさんつながりの方々はピアノの方が多かったが、その中でAKEMIさん、という方が、むちゃくちゃ歌が上手くて、びっくりした。ジャズが好きで音楽をやってらっしゃるが、ヴォーカルは本職ではないだろうけど、本職だといっていいくらい、歌い慣れていらっしゃる。度胆を抜かれたのは、私がバラードで歌おうとしている曲を、かなりアップテンポで軽快に歌ったことだ。うまい。ジャズは解釈やテンポやリズムで、全然違った曲になってその人のオリジナルになるという典型だと感じた。(AKEMIさん曰く、同じような早いテンポで歌っているヴォーカリストの方が多いらしい)
さあ、私の番が来た。私はSLOWでしか歌えない。譜面にもそう書いてあるし、参考に聴いていたのは、陰のあるヴォーカリストのだけだ。誰にもないくらいあなたを愛してるわ、雨が降っても晴れていても、お金があってもなくっても、あなたと一緒にいるわ、という内容の歌。
譜面を演奏者に渡したのだが、テンポが合わない。ゆっくりで、このくらいで、と言ったけど、なかなかピアノの方に伝わらない。歌い出してはやり直し、というのを3度ぐらい繰り返し、見かねたママさんが仕切り直してくれて、ようよう歌い出せた。もうちょっと早く、もうちょっとゆっくり、でいつも対応していただいている、うたざのピアニストさんに改めて感謝だなあ、と思った。途中の微妙なコードのところの、自分の音程が微妙だったような。譜面は以前習っていたヴォーカルの先生に書いていただいているので、寸法もうろ覚えだったけど、エンディングはうまく行けた。
参加者の皆さんは、譜面をちゃんと自分で書いて用意していらっしゃるのだった。アレンジやテンポ、キーを決めて。私は基本のコード3つぐらいしか知らないので、とても譜面は書けない。しかし、今後この催しに参加するとなると、コードを勉強して譜面を用意するというのが、必須になりそうだった。
前半が終わったところで、Yさんから総評。どうしてあんなに打ち合わせに時間がかかったのですか、と訊かれた。ピアノの方が、ごめんなさい、私は早いバージョンしか知らないので、テンポが把握できなくて、と言った。それは頭が固いですね、基本はヴォーカリストがテンポは決めるのです、とおっしゃりながらも、私にも、ちゃんとテンポを譜面に明記するとか、きっちり指示を出すとかしないと、打ち合わせに時間を使わないようにしましょう、と注意された。それから、SLOWとは、バラードとは何?と誰かが質問。しばらく議論があり、その時は明確な返事が返らなかったが、後日、サイトにYさんからの回答が載っていた。
見ず知らずの相手と演奏するのは、本当に難しい。いや、知りつくしているうたざのメンバーとだってうまく歌えないのに。若い男の子達のセッションでは、お互い目で合図したり、どうぞ入って、とジェスチャーを送ったりしているけど、それでもスムーズにいかず。即興で遊べるのを醍醐味だと感じるように演奏するのは、難しいなあ。
後半、今度は月の歌を歌わせていただいた。譜面は休憩中にYさんがちゃっちゃと書いてくれて、ベースも自ら演奏して下さった。4分の3拍子、1コーラス歌ってサビから入る、基本のパターン。素朴に歌い始めたけど、つい最後は盛り上げてしまった。同じ曲を、隣県の音楽を勉強している大学生が、細いきれいな声で、8分の6拍子で歌ったアレンジには感服。Yさんもこういうチャレンジはどんどんしてほしい、と絶賛していた。
Yさんは、今時流行らない音楽、と冗談めいて言っていたが、コアなファンが高じて演奏まで手を出した、という方々が集う会だった。話を聞いていても、誰それのどの盤の演奏がいい、とか、専門知識が半端ない。楽器も、何本か持参してきて、曲に合わせて変えたり、(リコーダーどころではない)ピアノを弾く奥さんが、もうメンテナンス費用が大変なの、とこぼしたり。声が吉田日出子さんっぽいマダムは、本場のジャズを聴きに次の週からニューヨークへ行くとのこと。はあ、奥が深い。
次回のワークショップは勤労感謝の日、秋だから、あの曲を入れようかな、とYさんがおっしゃった。はい、その曲も以前やって譜面があるので、何とか参加出来そうだ。しかし、コードは勉強したい。何か教則本を買って、こつこつ自分で学ぶしかないのだろうか。ううむ、分からない。
Yさんに挨拶。こんな風でよかったらまたぜひどうぞ、と言われたので、また歌わせていただきたいです、とお願いした。
帰り道。風が強くなっている。去年9月まで働いていたビルの前を通った。今年8月、支社ビルが完成したので、ちょと前に職場は移転してしまっていた。前にも書いたけど、取り壊す前、ここに戻ってこられるかしらね、とハケンの夫人方と話していたけど、8人中、戻れたのは1番古いY夫人と、その時入社したばかりのI夫人だけだったなあ、と、感慨に耽った。
久々にジャズを歌えた。仲良くしていただいたAKEMIさん方に、普段は全然違うジャンルの歌を歌っている、と話したら、ぜひ今度聴きたいわ、と社交辞令でも言っていただけた。自分でも180度違う観念で歌っている。ここでは低音を出すことが楽しい。この年齢になって、味が出てきた部分もある、と信じたいので、こちらも続けていきたい所存。。
sarah-e | JAZZ | 23:43 | comments(0) | - |
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