06
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
RECOMMEND
SPONSORED LINKS
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
OTHERS
LATEST ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE
LINKS
PROFILE
SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | | - | - |
声を変えてる!
 火曜日は、職場で電話応対研修があった。
私達ハケン対象で、午前中の1時間。男性もいる。今年度も実際にロールプレイングを行なったりしたが、今回はNGワードや自分の話癖について、ふかく話し合ったりした。つい、考えながら話すとあの、が多くなったり、もしもし、と呼びかけてしまったり。それから、明るいトーンの声で話しているかとか。自分は丁寧な応対は心がけているつもりだが、何せ声が夜向けなので。稽古し過ぎとか飲み過ぎ、の時の声は、ハスキー度が増しているような。最近は、ここぞとばかり、裏声混じりの声を意識するようにしている。電話だから、充分聞こえるものね。
もしハケン切りに遭っても、電話応対さえしっかりできれば、再就職には有利だから、スキルを上げるように頑張っていければなあ、と。
金曜日は、お昼、近くの放送局のロビーで行なわれる、音大の学生さんの演奏を聴きに行く。月2回ほどの頻度でされていて、学生さん側も、聴衆のいるところで演奏する場がある、というのは、貴重な経験だろうと。といっても私が興味がそそられるのは、専ら声楽の方だけど。
以前聴いた3〜4名ほどの学生さんは、初々しく、悪く言えば学生さんらしく、場慣れしていない感じを受けたが。(しかし、一名カウンターテナーの男の子がいて、凄い、とは思った)
この日は、男性、女性一名ずつ。しかし、学生さんらしからぬ、風格と落ち着きがあり、声量も、力量もさすが、と思われた。男性は端正な顔立ちなので、しっかりした黒ふちの眼鏡がもったいない、と思ったが、朗々とした声で、前半はイタリア民謡を歌う。太くて分厚そうな声が、キヨシっぽかった。
女性は、これも達者な歌い手さんで、曲によって、微妙に歌い方・声の出し方を変化させているのがふおお、と思った。自分はソプラノなので、中音域は実は歌いにくいのですが、といいながら、夕べ浜辺をさまよえば、と落ち着いた声でしっとりと歌う。あのモーツアルトのオペラの抜粋では、女中さんのアリアを歌われる。これは、ちょっと地声の混じった、しっかりした声で。原語で歌ったが、今度12月には、学校内で、日本語でこれを上演するそうで。まだお付き合いしたて、だった頃のまあ〜夫妻と一緒に聴きに行ったときは、原語で歌うことにこだわっています、とのことだったが。これは、うたざで別の作曲家による、5重唱、を歌って、お嬢と私が姉妹の令嬢とは、かなりおこがましいことでした。
最後は、震災や台風の復興を願って、と「ふるさと」を二人で歌われて、終了。観客は平日の昼間とて、ご年配の方が多かったが、熱心に聴き入っていらしたし、これはその価値があった、と思う。こうまでの歌唱だと、電子ピアノだと、響きが軽くて、物足りない気がする。
無料でなら、きっと度胸試しと、聴いてくれる方が楽しんでもらえれば、という目的なら、こういう場所はお願いすれば提供していただけるのかもしれない。でも、少しでもお代の取れる歌唱、というのが、今後の自分の座うたざでの目標、です。出来るかな、はてさてふふ〜♪。

sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 21:33 | comments(0) | - |
稽古場見学その2と本番

今度は、桜子の出演するミュージカルの稽古場訪問をさせていただいた。
7月の本番2週間ほど前の日曜日の午後のお稽古を観させてもらうべく、出発。しかし、子どもがだらだらしていたので説教していたら、出かけるのが遅くなってしまった。南へ、南へ、と車を走らせる。以前より、近くなった感じ。駅近くのコインパーキングに停めて、橋を渡って、稽古場へ。
もう通しが始まっていて、後から分ったが、もう第2幕だった。桜子は今回、このお芝居の案内役めいた絞りの精、の役。相方は放送畑の方らしいが、なかなか芝居が噛み合っていないような。近くで観ているから余計感じるのだろうけど。これは、相方の方が演技の経験があるのだから、桜子を上手に受け止める芝居をするべきだと思うのだけど。。。
ちょっとだけ知り合いのYくんが、芝居にメリハリを付けている感じ。その逆の家族のお母さん役は、ほのぼのとしていい味を出している。こういうのは、やろうと思ってやれるわけではなく、芝居をなまじかじっていない人の、強みでもある。
桜子から、振り付けの先生がとにかく厳しく、演技のことまで演出家と同様、注意される、と言っていて、その厳しい指導振りも拝見したかったが、この日は特に。しかし、細かな部分まで芝居中にも声が飛んでいて、ある意味ここまで熱血な人は、最近では珍しいかもな、と。市民ミュージカルなので、演劇経験がまったくない方もいて、そういう人は怖いと感じるかもしれないのだが、おっしゃっていることは、舞台に立つ人としては当たり前の心構えなので。意識の違い、だなあと。
演出のNさんは、とても穏やかな方。演出家にもいろいろなタイプがいるけど、演者をピリピリさせず、伸び伸びと動かせる方だなあと。
衣装のBさんや、舞台監督を務めているこっちゃんとも久々にご挨拶。彼とは、ずいぶん前になるが、劇団にいた頃、合同公演で一緒になって、知り合いになった。その後、同じ人形劇団の、とても優しい彼女と結婚し、お子さんもできて、夫婦で頑張って公演や稽古をしている様子。
稽古後、近くの食堂(喫茶店、というよりも、その方がピッタリくるような、レトロなお店。しかし、メニューは豊富)で出演者、スタッフの有志が集まり、私も参加させていただいた。夕方の微妙な時間なのに、ついがっつり食べてしまう。主役の女の子(といっても、20代後半で、もう奥様)の小学校に、私の劇団のあの作品が来たそうで、私がその時に書いたサインが今でも残っている、という話を聞いて、かなりのジェネレーションギャップを感じた。でも、あの作品の、あの役でよかった。あの凛としたイメージと、やや不気味な歌だけの記憶を抱いていてくれい。
そして、本番。初日を観にいった。この日は、最近開通した、まっすぐな国道を走る。本当に近くなって、曲がるはずの交差点を通り越してしまった。劇場近くの最近出来たショッピングモールに車を停めて、歩く。この日も、暑い。
受付でチケットを精算して、中へ。この劇場は初めて。もうすでに客席は埋まっている。この公演はスタッフがしっかりしていて、制作事も、衣装・小道具も、何にも煩わされなかった、と桜子が言っていた。
そして、開演。桜子は髪を結い、絞りの着物を着て、多分メイクもしてもらったのだろう、きちんとした扮装をしているところを初めて見た。芝居もしっかりしてきていて、ああ、本当にいい体験をしたなあ、と。生演奏でオリジナルの曲を歌えるというのも、そうそうないし。相方は、思ったより舞台栄えがしない。容姿がきれいなのに、もったいないなあ、と。演技が、自分の周りだけで、止まっている。
お話は、有松絞りと鳴海絞りの、ロミオとジュリエット版で、主役の男の子が、奮闘していた。女の子の方は、ソプラノの立派な声。うたざには、入ってくれないよね。
最後は、めでたし、めでたし。主題曲を出演者が気持ちよく歌って、こちらも楽しくなって、終了。
ロビーで桜子に挨拶。まあ〜夫人の劇団のUくんも出ていて、挨拶したけど、素っ気ない。後で桜子に訊くと、どうやら私が怖くて苦手、らしい。
帰りに、ショッピングモールをぶらっと。しかし、全部見て回ると、夜になりそうなので、適当なところで切り上げて。なぜかコーラが無性に飲みたくなり、帰りの車の中でがぶ飲みしたのでした。

sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 20:00 | comments(0) | - |
稽古場見学
 その団体に客演するとか、しないとなかなかよその稽古を観させていただく経験がないが、いろんな伝手で、観させていただく体験をした。
まず、歌の先生の所属している女声合唱団の稽古。来年5月にコンサートを予定しているらしく、メンバーが足りないので、興味があったらぜひ出ない、とお誘いを受けたのだが。どんな雰囲気でお稽古をしているか、もしよかったら稽古を見学させて下さい、とお願いしてみると、快くどうぞ、とおっしゃっていただいた。
お稽古は、毎週木曜日。場所はいつもレッスンを受けているビルで、夕方6時半から。仕事が終わってから直で行けば余裕だが、一旦家に帰って、夕食の用意を大慌てでして行っても7時になりそうだから、ちょっと関わるのは難しいかな、と。しかし、4月のとある木曜日。この日は所用で仕事を休んだので、午後家事を済ませて、時間通り見学させていただくことができた。
女声各パート4〜5名づつほど。指導は、私もお名前は伺ったこともある、よく市の文化事業公演に出演されていたりした、ソプラノの方。もう60歳を過ぎていらっしゃるくらいだろうが、腰が痛い、と時々椅子に坐っていらっしゃる他は、お元気で、とてもエネルギッシュに指揮されていた。そして、私の先生がおっしゃっていた通り、かなり厳しい指摘が飛ぶ。この日はメゾがいろいろダメ出しを受けていた。ううむ、真ん中に心地よくいるのは難しいよね。合唱団だけど、結構一人で歌わされる。うたざのぶら下がりに比べれば、本当に些細な出だしの暗さも許されず、何度もご自分も歌われながら修正し、ほら、最初からこのピッチで出してね、とおっしゃる。
曲目は、どこかで近々披露する予定があるらしい、ポピュラー曲の合唱版。平易なハーモニーだから、とてもシンプルできれい。ソプラノパートで、とてもきれいに声が出せる人がいた。しかも、合唱っぽい、細い響きの声ではなく、力強い声。それでも、大先生は、ソプラノの迫力が足りないねえ、と。えっ、ひょっとして、ソプラノが足りない?私、ソプラノに入れていただけるかな、と超自分勝手な予測を立ててみたりして。
途中、ちょっと小休止。お菓子が配られたり、連絡事項が飛び交ったり、というのはうちと同じ光景。そして、大先生が、参加すると、勉強になるわよ、と声を掛けてくださる。それは重々承知だが、自分のホームグラウンドとレッスンと、でここもとなると時間とお金が続かないんです、と正直に申し上げる。そしたら、大先生は一日にコーヒー一杯飲むのを我慢すれば、大丈夫よ、と。いやいや、私が会社で飲むコーヒーは、自販機で100円のやつだし。それこそ、お昼を我慢しなきゃならなくなる。痩せていいかもしれないけど。
後半は、来年5月で演奏する予定という、ジャズミサ、というジャンルの曲。ゴスペルとも違うし、教会音楽っぽくもない。3曲目のリズムとメロディーが印象的で、何となく憶えてしまった。(先日、うたざや去年のライブでお世話になったピアニスト、OKさんからご自身が中心メンバーでやってらっしゃる合唱団のチラシをいただいたが、何とこれがプログラムに。言うと、今大流行りなのよね、とおっしゃっていた。確かに、歌ってみたくなる、魅力的な曲集だった。)
稽古が終わって、どう、参加しますか、と再度訊かれたが、ちょっと考えてさせていただきます、と申し上げたら、出る気はないと察せられたのか、では、お帰り下さい、とおっしゃったので、見学させていただいたお礼を言って、引き上げた。
心は動いた。ここでもうちょっと修行したからうたざに戻った方が、音程を安定させる面では、いいのかもしれないと。でも、ここでやっているハモリとうたざのそれとは種類の違うものでもあるし、4声の方がうまくいけば心地よいし。それに、メンバーの方々は、大歓迎よ、とおっしゃっていたが、果たしてそうか、とも思えるし。新参者が入れば、それはまたそれで今までここの方々が構築されてきたハーモニーが崩れてしまう訳で。
最近、合唱をやっていて思うのは、よく人数が多ければ多いほど、負担が軽くなり、なおかつ音が重厚になっていい、と言われるけど、果たしてそれは本当だろうか、ということ。合唱は、かならずしも、1+1+1・・・にはならないんじゃないかと。例えば、誰かがとても綺麗に歌え、1以上の力を発揮したとしても、歌えない人がいて、その人が−2ならば、出来は負の数になってしまう。そんなようなら、加わらない方が出来としてはよくなるから、自分が入らない方がいい曲は、そう言ってもらった方がいい、と以前うたざで訴えた記憶が。
ただ、最近合唱の魔力に取り付かれているので、省かれるのは悲しいけど。でも、曲によって、一番いい出来を目指すなら、それぞれ得意・不得意もあると思うので、何でもかんでも全員で歌えばよし、というのもどうかなとは、やっぱり思う。
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 22:47 | comments(0) | - |
気高く生きろ
 子どもが、合唱部に入った。
6月に、何校かの中学校の合同で、コンサートがあるというので、どんなものかと思い、聴きにいくことにした。
土曜日だったが、子どもは会場の南の方へ、友達と連れ立って、出かける。私は子どもの出番の午前最後の時間に向けて、ゆっくりと出発。今はそんなに使わないが、たまにここの練習室を使ったりしたホール。車で小1時間ほど。駐車場がないので、近くのショッピングモールに停めて、徒歩で会場へ。日差しが、もう暑い。日傘を持ってこればよかった。
入ると、当然演奏は始まっていて、いろいろな学校の演奏を聴いた。しかし、去年、区の合同演奏会で聴いた、隣りの学区の中学校のうまさに匹敵するレベルの学校はない。でもまあ、振り付きで歌っていたり、太鼓や楽器の紹介をしながら歌う部もあったりして、楽しければいいのかなと。
途中、全員で、今年のNHKコンクールの課題曲を歌う場面があり。一昨年の曲ほどインパクトはないが、学生の合唱らしい曲。そして、こういう素直っぽい声は、この年代しか出せないんだろうなあ、と。高校生になると、女の子の声も艶っぽくなって、大人に近くなるし。
その大合唱を聴いた後の、ある中学校の合唱は、ちょと可哀相だった。部員が少ないのもあり、声が完全にピアノの伴奏(これがなかなか達者で迫力があっただけに)に負けていた。少人数なら少人数なりに、できることがあるはずなのになあ、と感じた。
そして、子どもの中学校。子どもら一年生が35名も入部したらしく、70名の大所帯。舞台に整列するのも、時間がかかる。男子はもともと5名いたらしいが、この春、1人が転校し、この日は1人都合が悪く出場していないようで、3人。それでも独立したテノールパートを歌い、もちろん声は小さいがそれなりに聴こえてくるので、男子は力強くていいな、と思った。1曲目は、勢いのある曲で、のびのび歌っていた。人数が多い分、迫力もある。しかし、残念ながら、荒い。特にアルト。があっと、押してしまっている人が何人か。(以前の私なら、指摘できないけど。自分もそうだったから)今回の題名は、その曲の最後の歌詞。2曲目はバラードで、まあまあポピュラーな曲の合唱バージョン。これがまた練習不足っぽく、うまくいっていなかった。
終了後、子どもを連れて帰ることになっていたので、顧問の先生に軽く会釈して、会場を出る。保育園の頃からの知り合いのMちゃんのお母さんも来ていて、よかったですよね、と嬉しそうに言っていたので、そうですね、と返したが。こういう風に素直に子どもの頑張りを認めてあげる親がいい親なんだろうな、とは思うけど。
その後、近くのパン屋でパンを買い、子どもはファーストフードが食べたい、というので、それでお昼を済ませ、会社のY夫人からカジュアルファッションのバーゲンの案内をもらったので、すぐ近くの会場へ移動。ここは、資格試験を受けに来て以来だから、もうどれだけになることか。すごい人で、会場に入場できるまで、ぐるぐると通路を移動すること、20分ぐらい。いろいろ買いまわりたかったが、そんなに人込みが嫌いじゃない私も、さすがに疲れた。でも、自分の夏のニットのはおりもの、子どものワンピース2着、子どものサンダルを買って、5000円でお釣りがきた。駐車場代を差し引いても、まあまあお得なお買い物。冬物もやってくれると、助かるのだけどなあ。子どもは通学は制服なので、私服はまああまりいらないといえばいらないのだが、背がにょきにょきと伸び、子どもっぽい服を本人も嫌がるようになったので。私のお下がりや、共有できるものがあるといいけど、何せサイズが。。。

<追記>
8月初め、合唱コンクールのブロック予選があり、子どもらの学校は見事に敗退。この間、県大会の模様がテレビで放映されていたので、視聴。さすがに、うまい。どうして中学生がここまでできて、私らが出来ないのか、とも感じた。金賞を取ったのは私立の女子校で、その学校だけ、課題曲の演奏が聴けた。子どもは今回、1年生だったので、メンバーに選ばれなかったらしいのだが、2・3年生と練習していたというので、合わせて自分のパートを歌ってご覧、と言ったら、全然歌えていなかったので唖然としてしまったのだった。あんなに毎日部活に参加しているのに、なぜ??
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 21:30 | comments(0) | - |
次回は秋か冬
 私が1月にお世話になった、劇団お稽古場兼ライブハウスが、劇団側の移転で閉鎖されることになった。いや、ビルのテナントだから、どこかが入るかもしれないが。
Sさんを通して、この場所での最後のライブも、出ませんか、とお誘いがあったが、ピアニストKさんが忙しいのと、自分の腰が上がらなかったので断念。しかし、お名残りを惜しみに、一人だけど、聴きに参上した。
4月下旬の日曜日。この日は4組。トップバッターは、ライブ活動もやられている、爽やかな男性シンガー。ギター一本で、歌う。なので、お客さんが僕のコーラスだったり、パーカッションだったりするので、よろしくお願いします、とおっしゃり、こちらも乗せられる。
休憩でドリンクをもらい、次のアーティストに期待を馳せる。どうやら、ここの女優さんのようだが、名前からして、ピュアな感じのしっとりしたヴォーカルを想像していた。ところが。1曲目から大爆笑。自分の仕事をネタに、とてもユニークな歌詞を作り、それを劇団主宰のMさんが作曲したらしい。2曲目の、名前と実際のイメージのギャップを歌った歌も楽しく、3曲目はバラード。みんな誰に言われなくても、それぞれ頑張っている、明日はちょっとしんどいぐらいがいい、というような内容で、なぜかこれは胸に沁みた。
3グループ目は、Sさんの女性デュオ。冒頭の曲は、震災以後、テレビなどでよく流れた曲。それを女性二人と、キーボードのOKさん、ギターのMさんがアカペラで。完成度の高さに鳥肌がたった。そして、やられた、と。これ、私も何らかの形で歌ってみたかった。しかし、ここまで凄いのを聴くと。。。もう一曲のあれならできるかなあ。
このグループのライブはもう3〜4回聴いているので、出だしやサビを頭が憶えてきた。音楽って、1回聴いてもうそれで感動したりできるものと、何度か聴くにつれてしみじみと良さが分ってくるものがあって。前も書いたけど、自分達のオリジナルを大事に繰り返し歌って、披露して、完成度を上げていくことも大事だなあ、と思った。
トリはやはり、Mさんのユニット。ベースの男性のまったりとしたテンションとの掛け合いが面白かった。
今度、どこで開催されるかは未定のようだが、こんなんでもまた出ていいよ、と言われたら、ぜひまた歌ってみたい。それまでに、もっと歌えるようになっていたいものだ。って、この年齢でそんなこと言うのは、本当に遅すぎるのだけど。

(追記)
久々にこの劇団のHPを覗いてみたら、先週、栄ミナミのビルで、昼だけど、歌うたいの夜、というイベントがあったようだった。。。。
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 00:23 | comments(0) | - |
モーツァルト三昧と古巣
 3月に入っても寒い日が続いた。と、ある日、忘れた頃に入ってくる、座うたざのメールで、尊敬するあの方情報がサヨコ発信で送られてきた。サヨコの住む郊外の都市のホールのイベントで、何とあの方の団体が、公演をするというではないか。あの、「フィガロの結婚」のダイジェスト版だと。さっそくオペラシアターこんにゃく座のHPを覗いてみる。稽古風景だけで、もう楽しさが伝わってきて、これはぜひとも観て、聴いておかなくては、と思い、サヨコにメール。しかし、もうチケットを取ってきた後、ということだったので、自分でホールに電話して、当日、取り置きしてもらうことに。
初旬の日曜日。この日は、少し春の兆しが感じられて、春コートに春の綿ニットで出かける。早めに家を出て、下道でのんびりと運転。そして早く着いたので、近くのショッピングモールで時間潰し。そしてホールの駐車場に停める。ホール入り口に行くと、もう開場を待つ行列が。とりあえず並んだが、先にチケットを受け取らなきゃ、でもこの列を抜けたら、また最後尾に並ばなきゃならんし、と思っていたら、まあ〜夫人に遭遇。頼んで替わりに並んでいてもらう。まあ〜氏に久し振り、と声を掛けられるも、挨拶もそこそこにたったか走って、チケットを引き換え、戻る。
入場して、席を探す。客席が多かったので、そんなに慌てて席を取る必要もなかったけど、前から4列目に、まあ〜夫妻の席も確保しておく。この日のイベントのパンフを読むと、この時間帯の前には、喫茶室でサロンコンサートのようなこともあったようで、そこでモーツァルトのアリアが聴けたようだった。もうちょい早く来ればよかった、と後悔。
まあ〜夫妻も入場して、下手側の席にいるgardenさんも発見して、開幕の時を待つ。前説があって、序曲から。アカペラで歌うことを知っている私らもわくわくしたけど、知らない観客もそのユニークさを楽しんでいたようだった。
キャストは、以前観たのと同じ方もいれば、今回、新しく役についた方も。もうかなり前になるが、座うたざ主宰の、こんにゃく体操のセミナーを何回かやった時に、講師として来ていただいた、武田氏が、こんにゃく座に復帰して、今回出演していたのが、驚きだった。雰囲気はバリトンだったけど、実は力強いテノールだと聞いて、これまた驚き。
マルチェリーナ役の方が、個性的でよかったけど、やっぱり、伯爵夫人役の梅村さんの艶っぽい、美しい声や、お小姓役の、いろいろな技術を駆使した表現の声に、やはり自分は惹かれるなあ、と思った。うっとりしてしまう。そして、ブログでも書かれていたが、梅村さんと尊敬するあの方のブリリアント・コンビは健在であった。あの方は、伯爵を演じているときは、また一段と輝いているようにお見受けする。女好きで、焼きもち焼きで、男の色気もあり、茶目っ気や可愛さもあり、ひょっとしたらあの方の本質に一番近いのではないかと。。。(私見ですが)心から楽しめる。「変身」や「クラブ・マクベス」では、すごく自分を苦しめる役だったような気がするので、観ていると辛い時もある。
フィガロ役は、このところ活躍が目覚しい、この間のジョバンニ役の方で、若々しく、伸びやかな感じでよかったが、自分の好みは、以前観た酒井さんかなあ。
とてもわかりやすかったし、コミカルな部分が多くて、とても楽しめた。今回だけでは、もったいないなあ。モーツァルトの曲は明るくて透明感があり、心地よいなあ。今自分が習っているイタリア歌曲も、歌詞の内容には懊悩があるのに、曲想は明るく、軽快。日本人なら短調や、重く暗く作曲しそうなものなのに。その辺に、その時代のヨーロッパ人との、感性の違いを感じる。で、昨年夏に歌ったソングの失敗の素は、そこにあったのかなあ、と今になって気がつく。思い詰めることは、不要だったのだなあ、と。
終わって、楽屋に。軽く挨拶して、この後、久々に座うたざのあの方の稽古を見学させていただくことになっていたので、車で移動。
駐車場に車を止めて、稽古場まで歩く。さすがに、夕方は冷えていた。部屋に入り、今回、衣装担当で出演しないまあ〜夫人と、出演者に向かい合った形で、坐る。何だか落ち着かない気分。演出助手のサヨコと、gardenさんの指示で、声出しが始まり、久々に自分も、知っているソングは参加。しかし、調子こいてついデカデカと歌ってしまったようで、途中で申し訳なく思えて、止めた。聴いてみると、人数が多いので、厚みがある。時々、皆がまだ自信なさげな部分で、一番後ろにいるBUNZOUさんの声が、すっと通って来る。彼女の声は、決して力強くはないけど、要所要所できっちり届いていて、これが響きで歌っているということなのか、と感じた。
あの方が到着して、冒頭から、歌中心の稽古。オープニングはこのソングか、と意外だったが、これから物語を、歌で綴っていきますよ、という意図のようだった。ユニゾンは、かなり揃っていた。下手っぴいな私がいないせいかな、と思ったが、以前顔を出したときはまだ音取りの段階だったせいもあってか、ひどかったので。。。正確に歌える人の絶対数が増えたから、いい方へ流れていっているのかなあ、と考えた。
それから、若くて、順応性がある、というのは、凄いことだなあ、と強く思った。クラシック畑の、若い女の子は、以前気になった、歌う時の顔の癖が、見事に消えていた。染み付いたものを取り除くことは容易ではないのに。あのトリオは、彼女とまあ〜氏、BUNZOUさんと、音楽的に最強メンバーで揃えたのだなあ、と。ハモリを、わざと不協和音に変えられたりして、難しい要求も指示されている。こういうことが出来る実力が欲しいし、きちんとした音楽教育を受けている方々にかなわない、と痛感するのは、こういう場面。
それから、Yくん。久々に会って、髪が伸びていたので誰だか最初分らなかった。(背の高い、中年の女の人がいるなあ、と思ってしまった)けれども、予想に反して、激しいソングを歌い、浮き気味だった音程が、あの方の指導で安定し、声の方向も定まった。彼は真面目で素直であるので、進化しやすいのであろう。身体を使って声を出す訓練をしていて、あの方が私を指して、この人はこれだけで歌ってますから、と言われたので、次はそうじゃない自分もお目にかけましょう、と心で誓った。(出来るか?)
女性では、真っ直ぐなバングスの方が、とても自然に落ち着いた声で歌い出せていたので、感動した。自分にはかなり苦手なことであるので。
まあ〜氏は、持ち前の朗々とした雰囲気のある声を使うな、とか、もともと技術があるのにうまく歌わないで、と言われ、苦戦していた。これは無理難題に近い。その後どうなったのだろう。
稽古が終わり、あの方は東京へ戻るため、駅へ。外に出ると、小雨。これだけの人数なので、それぞれ、気の合った人と、散っていく。Yちゃんと、お嬢、ぎぶにゃん、Yくん、客演のKくんと、歩いて居酒屋へ。手羽先や、サラダなどを頼み、歓談。こうやっていると疎外感もないが、またこの団体に戻れるのかなあ、とふと思う。
閉店時間になり、外へ。相変わらず降っているので、ぎぶにゃんを車で送ってあげることに。しかし、駐車場まで歩くのに濡れてしまったし、駐車料金までシェアしてくれると言う。よくよく考えると、もう少しお金を足せば、彼女はタクシーで充分帰れた。結局、損してない?役柄のお人好しが、私生活にも反映されてしまっているようで、後から考えると可笑しくなった。申し訳ない。この借りはいつか、お返ししますね。
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 22:32 | comments(0) | - |
歌うたいの夜、もう一夜
 自分のライブが終わり、とにもかくにもほっとした次の土曜、歌うたいの夜の第二夜があったので、今度は完全なお客さんとして、友人を誘って、聴きに行った。
チケットの精算が一枚残っていることに気付いたので、主宰のM八さんにメールしたところ、先週は楽しいMCと心のこもった歌をありがとうございました、と返信が。ううむ、聴く人の心を動かす、感動させる、というレベルまで技術を到達させるには、まだまだ精進が必要だということですな。
ともあれ、夕方、6時開始に間に合うように、友人を車で拾って出かけたが、いつもの駅近くの駐車場が満員だったため、探していたら、6時を過ぎた。慌てて受付へ。この日も雪こそ降っていないが、底冷えがする。今年は、ダウンジャケットが手放せない。
チケットの精算を済ませ、先週の出演者には、この日のチケット代割引きがあるそうで。あの寒い中、受付をしたり、外で会場案内をしてくださった劇団員の方々の中には、体調を崩された方もいらっしゃったそうで、少し申し訳ない気分に。
トップバッターは、勢いのある元気なユニット。コーラス&パーカッションの人が若いのに老成したキャラで、いい味を出している。何と、この後、ストリートライブの全国行脚に出発するらしい。なぜまたこの厳しい気候の折に、と思ったが、(スケジュールの関係なのでしょうか)場数を踏み、いろいろな方々に出会い、聴いていただくのは、きっと貴重な体験になるだろう。これも若いから出来ることで、勢いがあるのは羨ましい。M八さんが、子どもを旅にやる親のような心持ちだ、とおっしゃっていたが。
そして、若いというのは、ちゃんと進歩が見えることで、最初に聴いた時は荒削りな感じがしたが、曲にも説得力があったものもあったし、歌の技術も向上しているなあ、と。と、自分のことを棚に上げて、申し上げましたが。。。
2グループ目は、M八さんが以前組んでいたグループの、ベーシストの方とのユニット。もちろん曲はM八さんのオリジナルで、バラードあり、元気な曲あり。元気な歌では、観客もコーラスで参加。私もノリノリで。M八さんは、女性音域に近い音まで出せるのに、驚いた。「ねいろ」(間違っていたら、ご免なさい)というバラードが、一番心に沁みた。M八さんの名古屋弁混じりのトークと、ベーシストの方の温かい掛け合いも楽しく、客席の空気もほのぼのとして心地よい。果たして、自分の時はどんな空気が流れていたのか。そういうことまで考える余裕がなかったことを、また反省した。
最後は、この日の出演者全員でセッション。賑やかに終わった。
終わって、お腹が空いたので、食事でも、と思ったが、友人はまっすぐ帰宅したいようなので、帰路へ。なのにぼうっとして、坂へ入るのを忘れて、自分の家の方へ曲がってしまい、友人にどこへ連れていかれるかと思って、びっくりした、と言われた。借りていた、人気俳優が賞を取ったあの小説を、読まないまま返却するつもりだったが、やはり読むことにして、また借りた。季節がよくなったら、また散策をしようね、と。

<追記>その後も、3月・4月の歌うたいの夜の予定があり、ウィッシュブレスのSさんを通じて、また出ませんか、と畏れ多くもお声がけをいただいたのだけど、ピアニストKさんの都合やら、こちらも毎月はおっつかないやらで、できれば夏頃にまた、とお返事していたのだが、4月で、あの場所でのライブは打ち切りになった、と連絡が。それはぜひ4月は名残りに聴かせていただきに行こう、と思ったのと、歌うたいに参加は出来なくなったけど、せっかく始めたので、何らかの形では何か出来ないかなあ、という気持ちと。。。
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 23:46 | comments(0) | - |
誰が笑うの?
 来年のことを言うと、鬼が笑う、という。でも、すっかり年が明けて新年になって、もう何週間もたってから、昨年秋のことを回想するのを、一体何と言うのでしょう。
ついに11月、12月とブログの更新をしなかった。このシーズンは、やたら夜のドラマを視てしまったため、夜ばたばたしたのと、そのまま年末年始に突入したため。
しかし、秋に観劇したものについて、何となく書きたくなったので、書いておこうかな。

まず、キヨシの所属する団体がメインとなった、あの作曲家の新作合唱オペラ作品。こんにゃく座の演出でも名高い、K氏らしい色の。これは、gardenさんやお嬢、桜子ともワークショップに参加したりもして、とても興味があったのだが、自ら出演させてもらう踏ん切りは、つかなかった。でも。
最近自分は、自分の下した決断を、後悔することが少なくなった、と思う。でも、これは、後悔した。ああ、出演させていただけるものなら、すればよかった、と。こんなに素敵ないい演奏で、ワンフレーズでも歌えたら、本当にいい経験になっただろうに。夏の座うたざのステージを聞いたベッキィちゃんが、合唱に圧倒されて、力を感じた、と嬉しい感想を寄せてくれたが、このオペラの合唱にこそ、それを感じるべきだと思った。
雨の降る、10月の最終日曜日。千秋楽の公演を観にいった。劇場の近くに車を停めて、受付でキヨシのチケットを受け取る。独りで観に来たので、独りで2階席へ。音楽が、よかった。そして、キヨシの合唱団の方々のコロスの存在感が、よかった。ソリストは、以前短い期間お世話になった先生のお弟子さんがいらした。前に聴いた時も、なんと素直で透明なソプラノだろう、と感じたが、この日も美しい響きで歌っていらした。衣装が、バレエの、妖精のようで、可憐だった。
それから、進行役のG子さん。K氏の演出を一番よく理解している、というか。テーマを声高に主張するのではなく、哲学的に、そこはかと伝える。難しいし、ラストもはっきりした提示があるわけではないけど、理屈じゃない、感性に訴えるものがあるように思えた。
これを観るちょと前に、テレビのトーク番組に、ある個性派の女優さんが出演していて、恥じらいのある演技者が好きだし、そういうところのある人間じゃないと魅かれない、と言っていて、それをこのオペラで実感した。合唱団の方々が演じるコロスは、それぞれが普通の人人として存在して、それが変に自己主張している、上記のソプラノの方以外のソリストよりも、人間として、自然で、魅力的だった。堂々としていること、自信があること、は大事かもしれないけど、それはおのづとにじみ出てくるもので、過剰に自己主張(しているおつもりはないであろうけど、そういう風な空気を感じてしまう。私は凄いでしょ、みたいな)なのではないのだなあ、と。
終わって、ロビーでgardenさんに会う。キヨシに挨拶。参加させていただければよかった、それぐらいよかったです、と率直に合唱団の方々に申し上げた。そして、やはり観に来ていた、某劇団のMちゃんにも会う。驚いたことに、所属していた劇団を辞めて、自分で団体を立ち上げたそうな。いろいろなことが、知らないところで動いている。雨がひどくなって、駐車場でgardenさんと別れて、帰宅。
11月の半ばは、ぎぶにゃんと、座うたざ代表が客演している芝居を、観に行った。いつもなら稽古日の土曜の夜。休団しているからこそ、観に行けた。この日も、前回と同じ駐車場に停め、歩いて劇場へ。
ゴーストが出てくるのは、よく使われるペーストだけど、脚本の展開や、登場人物の設定が面白くて、大いに笑わせてもらった。そのゴースト役を演じる、この劇団の代表、S氏の扮装が、今時ありえないサイケなファッションで、その劇中で、似ている、といわれたミュージシャンを模しているようだったけど。でも、私は、似たようなファッションを日常的にしていた、ある方を知っていて。似合う似合わないではなく、もうそれがその人の一部分で、最初はぎょっとしても、その内にそれがごくごく自然に受け入れられて。S氏も、そういう匂いをぷんぷんさせていて、ちょっと濃いめの演技もその人を思い起こさせてくれた。しかし、ノリだけではない、きっちりした説得力のあるお芝居をされていて。座うたざの本公演にも出演いただけるようなので、ありがたいやら、楽しみやら。
ぎぶにゃんも、ちゃんと役として、特に最後の場面ではリアリティーのある生活感を出していて、よかった。代表Oくんが、座うたざ以外の、ソング以外の曲を歌ったのを、初めて聴いて、これも妙に新鮮だった。ペコ、を君、に置き換えた歌唱では、客席の聴く空気が変わったのが感じられた。
終わって、ロビーで、ぎぶにゃんに、先週の、本公演出演者のオーディションの模様を何気に訊いたが、答える彼女の歯切れが悪い。なるほど、私は今は部外者の身であるので、あれこれ知る権利はないのだな、と思った。しかし、来週は受けられたMさん出演の芝居を観るので、出演していただくことになったかどうかだけは誰かに教えてもらわねばなるまい。
そして、iichan劇団始め、協議会に所属する劇団の合同公演。この日は暖かい日曜日。観劇の前に、栄北の劇場の近くの美容院へ。伸ばしていた髪を切る。割引きクーポンを入手したからだけど、馴染みのない所で短くして、後悔した。サイドはその位の長さで、と言ったのに、どんどん切られて、口を挟むのを断念した。
時間がなくて、昼食をとれずに、劇場へ。お客さんは多く、二階席しか空いていなかった。よく上演されている、古きよきアメリカの小さな町を舞台にした戯曲の、リメイク版。これこそ日常を生活する、普通の人が感じられないと、芝居の中へ入っていけない。それがとても自然に見られる役者さんもいれば、何か型で表している演者もいて、もう自分はそうそう演じることはないだろうが、でも自分がやってもきっと、こんな風にやってしまうんだろうな、とちょと怖さを感じた。実際に主婦をやっている身とすれば、子どもを起こして食べさせ、学校に送り出したり、時にはお弁当をこしらえたりする朝の慌しさは、
あんなもんじゃない、と違和感を覚えたりした。普通の生活を味わっていないから、そういうことを体験したいんです、というような発言をして、活動休止を宣言した女性アーティストがいたけど。経験のあるなしだけで、演じられる訳でもないだろうけど、でもきっと何かが、演者の身体を通して伝わるものが、違うはずだと思う。
最後は、日常から、死後の世界。ヒロインが、自分の生きてきた何気ない毎日、平凡な世界が、なんと美しかったことか、と嘆息する台詞は、感動的だった。
原作を読んでみようと思い、取り寄せて読む。名古屋弁が混じらないだけ、よそよそしいが、叙情的だった。
最近の若い人達が、(なんて言うところが、年寄り臭いけど)自分は個性的じゃない、と悩んでいる、というのを何かの、これもテレビで視て、それに私の好きな辛口のコメディアンが、それはおかしいよね、と発言していた。だって、人と違う個体であることが、もう誰とも違うことなのだし、それは身につけようと焦ったり、無理に人と違うように振舞うことじゃないよね、自然に出てくるものだよね、と。
私もそう思うけど、最近、自分の個性は、人に迎合しないことしかないのではないか、それは人に受け入れられる個性かどうかは疑わしい、と考えたりもしました。まあ、この年齢になると、スクルージのように、急に善人にはなれないわけで、現状肯定で、生きて参りたいと存じます。
sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 22:04 | comments(2) | - |
音楽って
その他9月の出来事を まとめ書き。
9/15は、区の小中学校の連合音楽会があった。子どもは音楽部に今年は入部し、一生懸命稽古に励んでいる様子だった。その演奏を聴くのもこれが最初で最後だと思ったので、仕事を午前中で早退して、向かうことにした。
同じ区の劇場でやればよいのに、教育センターという場所が、会場。多分あの辺だろう。地下鉄で移動。案内の地図どおりに歩く。おぼろげな記憶は合っていた。
客席に着こうとすると、もう午後一番目の演奏が始まっていて、入り口で先生にこれが終わってからお入り下さい、と。子どもの小学校の演奏は、4番目。
周囲には同じ小学校の父兄らしき方々。他の学校には、金管やら、リコーダーでもいろいろな種類のやら、ある。同じ公立なのに、どうして学校で備品の楽器に格差があるのか、と隣のお母さん方が話していた。しかし、小学生に、金管や大きな楽器は、演奏にかなり無理があった。肺活量や体力がないと、音を出すのも難しそうだった。
そして、いよいよ子どもらの番。子どもの楽器はピアニカである。もっと見栄えのする楽器が弾けるといいのだけどなあ。でも本人曰く、パートリーダーだそうである。身長もあるので、一番下手の一番奥に立っていた。
曲は、ハンガリー舞曲だが、なじみのあるやつではない。指揮の先生が強弱やテンポで、ずいぶんメリハリのある展開にしていらっしゃるので、迫力ある、素敵な演奏になっていた。鍵盤と木琴が交互にメロディーを奏で、パーカッションも指揮通り、ずれずに叩いていた。シンプルだけど、完成されていたように感じた。子どもが後で聴きたい、といったので、MDに録音済み。
最後の合唱が、凄かった。子どもが行く予定の中学ではないのが残念だが。部員が多いからできるのだろうけど、私らが歌うソングの作曲家の、6重唱の作品。言葉は分りにくいが、ハーモニーの厚みやきれいさは絶妙。中学生でもこれだけできるのに、いや中学生だからできるんだろうか、と。これも録音。後で聴いてみても、やはり見事。音楽は、奥が深い。
その次の週。秋分の日は、翌日からの子どもの修学旅行の準備。もうそんな時期になり、子どもの小学校生活も日々カウントダウンなのだなあ、と感無量。入学当時は、大きくて重そうで、逆に背負われているように感じたランドセルも、今ではもう窮屈そう。
折り畳みの傘や、靴が古びていたので、歩きやすそうなのを、新調。昨年の野外学習の折に買った鞄と、リュックに分けて荷物詰め。
翌金曜日、朝7時頃、子どもを学校まで送る。天気は今一つだが、気をつけていっていらっしゃい、と。
さて、この日は元・元代表の夫人である、Kちゃんのリサイタルの日だった。普段なら平日夜の外出は難しいが、本当にこの日でラッキー。仕事場まで車で行き、終業後、そこから向かおうと思ったが、調べてみると、電車の方が速い。駐車場代のことを考えると、そっちがいいか、と。
夕方、職場を出て、少し時間があったので、カフェでアイスロイヤルミルクティーとミルフィーユを。地下鉄でJRの駅まで移動。そうだ、明日のパンがない、と買っていたら、電車の時刻が近くなり、慌ててホームへ。もう少しで違うのに乗ってしまうところだった。特別快速、というのに乗らなきゃいけなかった。
これは、速い。リサイタルのある、元・元代表夫妻の住んでいる都市は、感覚からすると、三河寄りに感じられるのだが、これに乗ると、15分で到着する。で、開演の30分前に、着いた。そして、失礼ながら、地方都市らしい駅前を想像していたが、あまりに近代的で、びっくりした。駅からそのままブリッジを通って、商業施設や今回のリサイタル会場へ入れる。そのホールも新しく、きれいで、客席数もちょうどよい感じだった。
そして、定刻に、開始。Kちゃんは、ラベンダー色の素敵な衣装に身を包んで登場。容姿も声も美しい。歌曲を聴く。聴いて思うのは、鳴らしたり、響かせたり、小さく出したり、といろいろなテクニックを駆使して、声を出しているということ。これが、気持ちよく聴かせているけど、実際にどれだけ技と鍛錬がいるか、ということ。彼女がうたざを去ってもう幾年月。その間に、あの頃のものプラス、これだけの技術を体得したことの凄さ。もちろん、母親になって、年齢を重ねてきたからこそ、できることもあっただろうけれど。
第二部は、夫君である元・元代表とオペラの抜粋を。彼の語りはとてもコミカルで、温かい印象を受けて、客席もかなりなごむ。しかし、歌うと、ホール中に響き渡り、安定して、とても力強い。こうした声のボリュームに、女声はもう響きで相対するしかない訳で、Kちゃんの声はその点、とても充実していた。
第三部は、白のこれもまた溜息が出るような衣装に替えて、今度はかなりドラマティックな内容のオペラのアリアを。演技力も声も、ここにきてなお開放された感じで、素晴らしかった。
アンコールで、ようようほっとしたのか、Kちゃんが喋る。元・元代表と息の合ったところを見せて、聴かせて、終わった。
客席に、キヨシとまあ〜夫人とサヨコの姿。ロビーでKちゃんと元・元代表に挨拶して、電車で帰る、というまあ〜夫人を誘って、駅へ。特別快速に乗らないと、連絡が悪くて帰宅が遅くなりそうとのことで、走る。身体がナマっている私は、息切れ。汗を拭きふき、電車に乗る。最近のうたざの様子を聞く。本読みなどをやったり、劇中のソングの稽古をしている模様。本番に出られるかどうか分らないそうだが、まあ〜夫人がちょこちょこ参加してくれるのは、ありがたいことだろう。
私は途中下車。一人になって、いろいろ考える。夏のうたざのコンサートの稽古で、Kちゃんが教えに来てくれた際、私も少しでも上の声が出せるようになりたいので、ぜひ個人的に教えを乞いたい、と頼んだ。きっと出るよ、とKちゃんも快く言ってくれたが、今日聴いてみて、やはり持っている技術と声帯が全然違うので、難しいのではないか、と改めて思った。今までのように、力で押すのにも限界があるし、糸で引っ張られたような、細く美しい上の声は、ひしゃけた自分の声帯では鳴らないのではないか、と。でも、一音一音でも、鳴るように、楽に出せるようになりたいので、地道にやれる方法をやはり教えていただこうかなあ、と。
以前、芝居をやっていた頃、パンフレットに折り込まれているチラシの多さに、これだけの人が役者として芝居をやっていて、果たして自分がやる意味があるのだろうか、と考え込んだりしたが、この日、市民オペラのチラシなどを見て、こんなにきちんと美しく歌える方々がいる中で、自分は何で歌っているのだろうか、と感じる。芝居にしても、歌にしても、人の心を動かすには、技術をつちかい、絶えず努力するエネルギーが必要だなあ、自分は自信をなくさず、前向きにどこまで頑張れるかなあ、と思った。好きで、楽しい、だけでは駄目だけど、それも大事なことなのだ、とうたざを離れてみて、分ったのだった。






sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 23:56 | comments(0) | - |
本当のことを知りたいと思う
 まだまだ先だと思っていた、恒例のこんにゃく座観劇ツアー。行って参りました。
ついばたばたして書く時間がなかったのだが、昨日久々にお嬢に会って(どうして会ったかは、次の記事に)すごくよかったよね、と話が弾み、感動した部分も同じだったため、やはり打っておかねば、と。
その週の金曜日。左の薬指にはめていたシルバーの指輪(結婚指輪ではない)が、壊れてしまった。二連に分かれていて、好きなクローバーと鳥のレリーフが気に入っていたのに。気がついたら一部分、欠けていた。どうにも指が寂しくなり、地下鉄で帰宅し、途中下車。ショッピングモール。本当は土曜日でもいいのだけど、週末はドームで野球の試合が入っているため、寄りにくいため。
まず、おなじみのパワーストーンのお店へ。ブレスもゴムが切れたので、修繕を依頼。
以前気になっていたショップへ。主にペアリングやネックレスが多いのだが。素材はシルバーのほかにステンレスのがあって、傷や変形に強いそうだ。むむ、こういうのをお揃いではめてみたいが、当然そんな相手もいない。ここで買うのは虚しいけど、それでも、ステンレスに14金のラインと小さなダイヤがアクセントになっているのを、迷った末、購入。予算を大きく超えたけど、こういうのは、いいのを見てしまうと、やっぱりそっちがよくなってしまうのだなあ。それに、指が太いので、華奢なデザインのものが似合わず、ボリュームのあるのを買わなきゃならないので。
その後、石のブレスを受け取り。指輪を買うのに決断の時間がかかったので、帰宅が遅くなってしまった。
土曜日は家事以外、日中から夕方にかけて、ついだらだら。食材を買いに行ってから、のんびり調理。いままでは、稽古に出かける準備やら、食事の支度やらに追われていた。変な感じ。土曜の晩に家にいることに、まだ慣れていない。
そして、夜中、PCであの方宛の手紙を打つ。真摯に、自分の思いを伝えたつもり。これでもう、後戻りはできないなあ、と。そして、どこまで告白したり、答えをもらえたりするのか、悩んだけど、深くは触れず、でも、少し書いた。
そして、翌日、いつもの集合場所へ。以前は早起きして、地下鉄で向かったけど、最近は車で15分が魅力で、駐車場へ止めて、出発。今回は車組が6名のため、一台で向かうべく、キヨシがレンタカーを手配してくれた。メンバーはそのキヨシと代表、gardenさん、Yちゃん、ニューフェイスのYくん、と私。一番後ろに乗ってゆったり感に満足。さっそく、Yちゃんに自分の歌の録音を聴かせてもらう。(この詳細も、次の記事で)ううむ、ひどい。三回目で、ようよう少し形になったような。
その後、いつものように、楽しくお喋り。gardenさんのテンションが高く、おやじギャグ炸裂だった。朝食を食べそびれていたので、浜名湖でカレーパンを調達。中に温泉卵が入っていて、マイルドで美味しい。珍し物好きらしいYくんも購入。しかし、これはどうやって入れるのか。ほとんど生卵状態でパンに挟んで、揚げるのかしらん。また買おう。
道中、目だった混雑もなく、ほぼ予定通りに東京と、目的地の劇場の地下駐車場に到着。エベレーターで、偶然に尊敬するあの方に遭遇。今回は、演出を担当されるので、外へ行かれるのだろう。
昼食は、2月にも寄った、中華料理店へ。あの時は体調不良で、単品の鶏塩そばしか食べなかったが、今回はセットで。しかし、他の方々は、バイキングで、食べ放題を選んでいた。何回もお代わりする健啖ぶりを見せた。誰も痩せようとは思っていないようだ。
残暑厳しかったが、食後、劇場周辺を散策。あるショップにあったハーブティーが、異様に安かったので、買おうかと思ったぐらい。白い犬のお父さんの団扇をもらった。そして、受付でチケットを受け取って、劇場へ。ここの雰囲気は好きで、そして舞台を囲った、横の客席も気に入っている。確か、「ガリバー」もそうだった。
そして、今回の作品は、宮澤賢治のあの有名な童話を原作として、名古屋のこれまた有名な劇作家が描いたものを、オペラ化した、というもの。そして、私が携わってなかった頃のうたざが、初演した作品であるということが、いつものオペラとは違うのだった。私はリアルタイムでは観ていず、ビデオで観て、譜面をコピーさせていただいただけなので、先入観なく入っていけた。
芝居のほうでも、オペラでも、主役の二人を女性が演じるのが常だけど、今回は男性が演じるとgardenさんから聞いて、驚いたけど、本当にこの二人がピュアで、違和感なく観られた。カンパネルラ役の扮装が、知的で、上流家庭の少年らしさがにじみ出ていた。あのきれいな二人の二重唱が、男性同士でも本当に美しくて、感動した。
3月の勉強会で、キヨシとまあ〜夫人が歌った曲の時、目の前にいた生徒役の人のソプラノの声が、もの凄く飛んできたので、気持ちよく聴かせていただいた。曲は、今回の上演のため、作曲家は随所に手を入れられたようで、天国へ、のソングは、心の中で歌おうと思ったら、あてが外れた。
しかし、今回、新しくファンになってしまった方は、沢井栄次氏。青年が、少女と遭難した描写を、最初は静かに、そして段々感情が激して歌うのが、臨場感があって、その光景がありありと目に浮かぶようで、こちらもかなり心を揺すぶられた。声も素敵だった。そのシーンで流れる賛美歌が、また天国で流れているように、美しかった。舞台に出ている梅村さん以外は、多分袖で歌っているのだけど、響きが素晴らしかった。
ラストも、うたざのビデオで観た時は唐突な感じがしたが、素直なすがすがしい気持ちになった。曲と演出の効果かなあ。学士役の高野さんが、ニコニコしながら、頭が痛い、と歌っていたのが面白かったし、鳥捕りの役は、あの方のサプライズ出演があるかと思ったのに、残念だった。あの方は、客席後方の、入り口付近に立って、上演中、そこで見守っていらした様子だった。
終演後、あの方に指定された通り、地下のお蕎麦屋さんで、出待ち。そして、オペラの感想やら、仕掛けの疑問を聞くやらしてから、来年の本公演の打ち合わせ。オーディションのこと。当日あの方に来ていただけそうなので、安心した。挿入のソングは、出演のメンツが決まってから決定するそう。オーディションだけでなく、出てくださると心強そうな人には直接当たってみているのか(あの恋人役のできる方は、限られるのではないか)、とか、名古屋弁の指導者の宛ては決まったのか、とか思ったけど、座を離れている私が口を出す資格はないのだった。
そして、SARAHは出演しないんだよな、とあの方から言われて気楽になって、手紙を渡した。手紙に記載した通り、でも、ぜひあの方のソングの稽古は、ぜひ見学させていただきたいなあ。
帰りの車中で、考える。最近はあまり感じなかったことを、今回はすごく感じる。私達の団体は、何をどうすればいいのだろう。東京で、同じようにあの作曲家方のソングやオペラに魅力を感じ、上演する集団も増えてきた。私は歌に関しては、まだお金を取れる技術は足りないと感じている。けれども、その作曲家方のソングを歌わせていただく以上は、ただ好きだから、歌いたいから、というだけではいけないとも考える。とにかく少しでも前進しないと、理屈ばかりこねていても仕方がないので。というので、自分はちょっとずつこの充電期間を頑張っていきたいけど、どうなるでしょう。
もし、お忙しい作曲家や、あの方が、この小さい団体のことを少しでも気にかけて下さっているのなら、今率直にどう感じていらっしゃるのか、ということが、知りたい。それが分れば、今後どうやっていけばいいのか、が少しは分るはずだ、と思う。(話は戻るけど、あの、カンパネルラのアリアは、素晴らしかった。本当に心に沁みた。)
運転は、例によって私は途中から浜名湖まで。相変わらずgardenさんがこてこてのネタで笑わせるので、ハンドルがぶれ、同乗者に怖い思いをさせてしまった。スピードを出すことに不慣れだというYちゃんの方が、運転が安定していたらしかった。あらあ。遅い夕食はS.Aでめいめいのものを。Yくんが注文したミルクラーメンのスープをもらって、皆で批評。
という訳で、今回も高速料金値下げの恩恵にあずかり、日付が変わってから、無事帰ってきた。次回、来年の2月はあの方も出演されるそうで、今から楽しみです。

sarah-e | 観た・聴いた・読んだ | 23:50 | comments(1) | - |
2/6PAGES | << >> |